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★2007年6月19日(火)「稲荷山公園、智光山公園」

 西武池袋線・稲荷山公園駅改札に集合したのは、百石・田幸・村谷の3名だったが、そこに、暑さの中での鍛錬を誉めて取らそう?と颯爽と登場したのは、先週末にドイツ旅行から帰宅したばかりの、庄司大兄だ。

 毎週、火曜日は駅前の語学学校に通学していて、持ち前の英語力の研鑽に努めているが、わざわざ我らの出発時刻に合わせて、大量のビールとツマミを差し入れて下さり、感謝、感謝。

 昼休憩を楽しみに、10時30分、勇躍出発する。
先ずは、信号を横断し駅前の
稲荷山公園に入る。
桜の季節には、広大な敷地が人の波で埋め尽くされるそうだが、この時期には散歩する人も少なく、静かな佇まいを保っている。

 タンポポに似たやや茎が長い
黄色の花が群生していたが、名前は不明。
木道を下って、
入間川を目指して進む。

 日ざしが強く、風もほとんど吹かないので、涼しい川風の通る河原が恋しい。
川面に辿りつくと、あちらこちらで釣り糸を垂れている太公望がちらほら。

 今頃は、西川兄も、この川のどこかでのんびりと鯉?恋?釣り三昧だろう、と話しながら橋を渡っていると、草むらから何やら丸い動物が、獲物を求めてすばやく水に飛び込んだ。
大きな
だ。思いがけない俊敏さに、生存競争の厳しさを感じた。

 河原に下りて、
川越狭山自転車道が走る左岸に下りると、川風が心地よい。
新富士見橋の直下の大きな栗の木の下で、飲み物休憩とする。
対岸の釣り人は、しっかりとパラソル持参だ。
子犬を散歩させている婦人、屋根つきのべンチでデート?している老男・老女。

一方、自転車道は、若い男女がひっきりなしに行き来している。

 
狭山中央通りに上ると、電信柱に、智光山まで2kmとの表示があった。
庄司大兄から頂戴したビールがあるので、コンビ二ではなく、弁当屋で昼食のみ購入して、先を急ぐ。
7叉路の複雑な
奥州道交差点の先は、源頼朝の人質になっていた、木曽義仲の長男・義賢が、姻戚の畠山重忠を頼ってきたものの、あえなく逮捕されたという伝説がある信州道だ。

 大日本印刷狭山工場などがある
工業団地を過ぎて、 智光山公園 入り口に到着した時には、村谷の900mlのお茶のペットボトルはすっかり空になっていた。

 東西1,300m、南北480m、総面積538,000平方mの公園には、宿泊可能な
智光山荘(1泊2食4,500円)、16面ものテニスコート、蛍が鑑賞できるこども動物園へら鮒釣り場、四季に花々が咲く都市緑化植物園など、充実した設備が揃っているため、駐車場も混んでいた。

 まずは、お目当ての
花菖蒲園へ。今が丁度盛り。
青、赤、白、紅、黄の、大きな
花々がお出迎え。
平日とあって、ゆっくりと立ち止まって姿や香り?を味わうことができたのは、ラッキー。
100m以上に繋がるカラフルな絨毯を楽しめるのもあと1,2週間だと推定した。

    ※ 智光山公園の 花菖蒲 の写真検索ページへ  

 正午を回ったので、
菖蒲が見下ろせるピクニック広場で昼食とする。樹齢を重ねた桜やコナラの木が頭上を覆い、シートの下の草むらが心地よい。
先ずは、缶ビールで乾杯。甘露、甘露。庄司大兄に再び感謝、感謝。
まだ、暖かな弁当に箸もよく進む。すっかり元気を取り戻して、出発。

 
釣堀(1時間600円とちと高い)の先から数百mは、用水路に沿った木道だ。
武蔵野の自然がそのまま残っていて、国木田独歩の世界が再現されていた。

 
キャンプ場の先には、花一杯の都市緑化公園。折りしもバラの花壇の手入れの最中だったが、雑草を手でひとつ一つ抜いていて、滝澤兄が田の草取りに苦労されている姿を重ね合わせた。

 北側の出口に向かう道沿いには、まだ若い
紫陽花や、キンシバイが、われらを見送って呉れる。

 牧草地らしい畑を抜けると、日高市に入る。霞ヶ関CCの向かい側が、
 サイボク(埼玉種畜牧場) だ。
平日だというのに、駐車場はほぼ満車状態だった。

 直営牧場で育てた豚や牛を加工した肉製品の
売店レストランパークゴルフ場天然温泉「まきばの湯」地元野菜の即売場など盛りだくさんで、人気の理由が分かった。

 われらも、この蒸し暑さのなかの街歩きはやめることとし、本日は終業だ。
ポークをツマミに、またまた缶ビールで乾杯し、またまた庄司大兄に感謝、感謝。

 家族連れに混じり、大いに鋭気を養い、2時56分発のバスで、西武新宿線・
狭山市駅に移動、帰宅の途についた。(村谷 記)

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 コース
  西武池袋線・稲荷山公園駅〜稲荷山公園、園内散策〜(入間川の土手を経て)〜智光山公園、花菖蒲園、自然生態観察園や都市緑化植物園など園内散策〜サイボクハム=(バス)=西武新宿線・狭山市駅


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