★2007年6月5日(火) 「野川、下流部」
適温・微風・青空がかいま見える京王線・柴崎駅南口改札に集合したのは、田幸・村谷の両名。
買い物客が行き交う商店街を南下し、品川通りに出て右折し、野川の辺に着く。
両岸につつじが植えられ今は左岸が見ごろだ。
川面には水草が生い茂っていて、魚や水鳥にやさしい環境がず〜っと続く。
桜の木々に覆われた快適な遊歩道を下っていくと、ジョギング、散策やサイクリングを楽しむ人たちと、引っ切り無しにすれ違う。
野川大橋では拡幅工事中で、下を覗き込むと何人もの作業員が、クレーンを使っていた。
老夫婦が、カメラを向けていたので立ち止まると、カルガモの雛が親から餌を貰っていた。
コサギの子鷺が2羽揃って水の中で遊んでいて、親鷺ほど警戒心がなく、カメラに収めることができた。
汗が出てきたので、きたみふれあい広場で休憩とする。小田急電鉄が喜多見電車基地の車庫部分を覆い、その上部を公園として整備したもので、子供連れの主婦が沢山来ている。
地上10mほどの高さがあるので、今日は見えないが、富士山や丹沢山系が遠望できるそうだ。ポピーの花が満開過ぎ気味だった。
小田急線を潜り、世田谷通りを横断すると、前方にこんもりとした緑が見える。12時のチャイムが鳴ったので、多摩堤通り沿いのコンビニで昼食を仕入れて、田んぼの間を抜けて、 次太夫堀公園 に入る。
宅地化で消えた六郷用水を昭和63年に復活させたもので、江戸時代に小泉次太夫が作ったので、その名を残したものだ。
用水沿いに田植えが済んだばかりの水田、幼稲が風にそよいでいる。
茅ぶき屋根の古民家が並ぶ民家園の、昔の酒屋だった家の前の、縁台で店開きする。
先ずは缶ビールで乾杯。タイムスリップしたような風景の中で、思わず長居してしまった。
3軒ある古民家は自由に出入りできて楽しい。
炉には火のついたマキがくべられていて、煙の匂いが何やら懐かしい。
村谷は生まれて初めて、本物のお蚕さん(大きな青虫)に出会う。
再び川縁に出て歩き出す。青や赤のあじさいが咲き誇っていて、今週末に予定している開成のあじさい祭り(とアサヒビール園)の話題で盛り上がる。
東名高速を潜り、新二子橋そばの自動車練習場では、仮免ナンバーの車で練習中の若者が大勢おり、本日は休みを取ったのかな と 余計な詮索をする。
この先から二子橋にかけては、大規模な工事中で多摩川との合流点には入ることができなかったが、平成19年度末には完成の予定とのことで、完成後に再訪しましょう。
飲食店やブティックが立ち並ぶ商店街を抜け出ると、田園都市線・二子玉川駅。
時刻は1時30分過ぎで、昼食休憩を含めて3時間の軽い散歩でした。(村谷 記)
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当初予定のコース
京王線・柴崎駅〜調布へら鮒園横〜野川〜きたみふれあい広場〜(小田急線潜る)〜(世田谷通り横断)〜次太夫堀公園民家園〜(東名高速潜る)〜天神森〜二子多摩川緑地公園〜兵庫島公園〜東急田園都市線・二子玉川駅
※YSCでの、野川さんぽ記録
★野川・上中流部(西国分寺駅〜柴崎駅)さんぽ記録、2006年8月15日
★野川・中流部(武蔵小金井駅〜柴崎駅)さんぽ記録、2008年4月22日
★野川・下流部(柴崎駅〜二子多摩川駅)さんぽ記録、2007年6月 5日
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