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 曇天・微風のJR常磐線・金町駅改札前に集合したのは、久々参加の菅野・百石・田幸・村谷・山内の5人。

 南口で小岩駅行きのバスに乗り、浄水場前で下車した。
広大な敷地の金町浄水場敷地内では、遠目には見ごろの桜が咲き誇っている。バス通りを南下しながら、横目に鑑賞する。

 最初の立ち寄りは、柴又七福神良観寺。本日の無事をお願いしてから、丸々と太った布袋様の前で記念撮影。

 あちこちに桜の木々が見える裏道沿いに進み、柴又八幡神社にも参拝した。境内は古墳だったところで、平成13年の 8月4日(渥美 清の命日)に埴輪が出土し「寅さん埴輪」と呼ばれているほか、当地の歴史にかかわる案内板が 境内のあちらこちらにあり、丹念に読み込んでいるのは山内。

 柴又街道京成金町線を渡り、帝釈天の参道に入った。昭和の色濃い商店街を一軒ずつ覗き込む。土曜日の割には人出が今一つ。

 壮麗な彫刻が施された帝釈天題経寺山門をくぐると、外人さんを含む参拝客で込み合っている。お参りして、勝手知ったる北側の裏門から退出、江戸川土手方面に向かう。

 右手にあった老舗・川甚は、葛飾区の観光施設に衣替えの工事中。

 真っ赤な芝桜が一面に広がる斜面に沿って坂道を上がり、
江戸川右岸の土手に登ると 眼下にチューリップ畑が点々と広がっていて、葛飾区の熱意がひしひしと感じられた。

 久々に矢切の渡しの 乗り場に行くと、「大人片道300円」。われらが初めて乗船したときは100円、時の経過を実感。

 舟には乗らず、昼食場所を探す。山内が水辺沿いの静かでふっくらした草むらを発見、シートを広げて腰を下ろす。
まずは乾杯、
卒寿を迎えてなお意気軒高な菅野大兄に祝杯を上げた。

 春らしい柔らかな日差しの下、のんびりと
対岸の新緑や行き交う渡し舟を眺めながら、今日開会式を行い 明日から10月13日まで開催される大阪・関西万博プロ野球の成績を話題に。
さわやかなそよ風が吹き渡り、冷たい飲み物が何よりの季節になった。
 つまみは、2種のサラダ、烏賊刺身、牛醤油漬けの焼き肉など数々。また、先週清水からいただいた信州野沢菜七味生仕立ては、吟醸酒ブレンドにぴったり。

 宴たけなわのころ、どこからか一羽の雄のキジ (日本の国鳥)が直ぐ近くに到来してきた。古来、春を呼ぶ縁起の良い鳥とされていて、絵画や彫刻の題材として盛んに取り上げられている。鳥類にも造詣の深い菅野に敬意を表するために、降りてきたのかもしれない。

 1時間余で食べ飲み尽くしてから腰を上げる。
チューリップ畑で記念写真を撮り、土手に上がり南進、桜の巨木が数本並ぶ場所までくると少し散りかけていて、婀娜っぽい年増の風情を感じた。

 寅さん記念館(65歳以上400円)には立ち寄らず通過、500m先の柴又駅に通じる小道を進むと、対面から続々と人々が向かってきて、寅さん人気の高さが窺われる。

 
柴又街道に出て右折、再び帝釈天参道に出ると、先ほどとは打って変わって大勢の参拝客がそぞろ歩きしている。

 我らは人の流れに逆行しながら昼呑みできる店を覗くが どこも席が埋まっていたので打ち上げは省略することとし、
柴又駅にゴールイン。
歩き足りない数人と家路を急ぐ?数人とに分かれて散会しました。(村谷 記)

 コース
   
JR常磐線・金町駅南口=(バス)=浄水場バス停〜良観寺〜柴又八幡神社〜帝釈天参道〜題経寺(柴又帝釈天)〜矢切の渡し・乗り場〜柴又公園〜京成金町線・柴又駅
     
(歩行距離:3q+α、歩行時間:1時間+α)

   *「葛飾柴又マップ」を参照して歩きました。

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★2025年4月12日(土)「柴又散歩(金町浄水場前〜柴又駅)」