曇天予報はどこえやら?快晴のJR山手線・駒込駅北口前に集合したのは、小林・百石・田幸・村谷・山内の5人。
まずは駅裏の染井吉野発祥の地碑がある染井吉野桜記念公園へ。
江戸期には植木栽培が盛んだった当地で、ある職人が江戸彼岸桜と山桜を交配し、染井吉野を生み出したという。
後発種に押されやや陰りが見えてきたとはいえ、我が国の代表的な桜として随所に見られる。海外にも移植され、米国の首都・ワシントンのポトマック河畔の並木は有名だ。
本郷通りに戻り北上。地下には東京メトロ南北線が走るこの通りは、歴代の徳川将軍が日光参拝のために開設された御成道。雨による通行障害を防ぐため尾根道に設けられたことが、歩くと実感する。
コンビニでつまみ調整の買い物を済ませて、霜降銀座に左折する。狭い商店街は買い物客で一杯、店頭の値札を見てその理由が判った。
商店街の中ほどから路地を右折、緩やかな坂道を上っていくと、右手にうっそうとした茂みが続く長い石塀が出現。
旧古河庭園だ。ホテルニューオオタニの創設者として知られる大谷米太郎が、大谷美術館として洋館を建設。和洋両方の庭園を整備した。
本郷通りに出て右手に少し折り返し、正門から入園する。老人週間とあって通常65歳以上70円の入園料は徴収されなかった。
広々した園内が一望できる東屋で休憩。バラは端境期、レンガ造りの洋館は、外壁修繕中(来年3月まで)とあって、静謐な佇まいだった。
洋館の玄関前で記念撮影し退出、本郷通りを戻り返して信号を横断。清和源氏と深い所縁がある平塚神社に参拝した。
滝野川体育館の北端を通り、滝野川公園に入った。強い日差しが避けられるベンチ脇にシートを広げ、昼食タイム。
冷たいアルコールが蒸し暑さを吹き飛ばす。数々のヘルシーなつまみの中で特に好評だったのは、烏賊の刺身とワサビ昆布煮。
吟醸酒ブレンドにぴったり。話題は足の衰えが目立つ我ら年代の転倒事故予防と、老後の生き方を広げる趣味の持ち方。
なかでも短歌と俳句の違いについて論じあう。
また、山内が明日から調布駅南口の「文化会館たづくり」でお披露目する絵画展にも広がった。
御輿を上げて出発。今話題の渋沢史料館から入ると、奥に飛鳥山おみやげ館(売店)が新設されていた(三連休明けで閉店)。
見事な芝生の先から飛鳥山公園に入ると、真新しいトイレやレストランができていた。
さらに進むと、公園下の鉄道路線が一望できるベンチ脇の売店がなくなっていて、移設したことが分かった。
例年ならちらほら色づく桜の葉が、かなり落葉していて冬景色を見るようだ。
一番端にある無料のモノレール「アスカルゴ」に乗車、冷房が良く効いていて2分間の乗車で降りたくなかった。
明治通りに降り立ち信号を横断、当地での打ち上げ定番の「半平」に入り、「辛くない」や「チーズまみれの燻りガッコ」を頼み、生ビール・レモンサワ−・ホッピーセットで乾杯!(村谷 記)
※管理人追記:呑んで 転んで 頭を打たないよう、気をつけましょう。 今夜は十五夜、中秋節。
コース
JR山手線など・駒込駅〜染井吉野桜記念公園〜霜降銀座商店街〜旧古河庭園〜平塚神社〜滝野川公園〜西ヶ原一里塚〜飛鳥山公園=あすかパークレール『アスカルゴ』=JR山手線など・王子駅
<歩行距離:3km±α、歩行時間:1時間±α>
*「北区観光ガイドマップ」 *「あるきたコースチャレンジ」 *『王子・西ヶ原エリア
を参照して、駒込駅から歩きました。
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★2024年9月17日(火)「日光御成道沿いの寺社と公園めぐり(駒込駅〜王子駅)」