地上では雨予報とは異なり曇天・微風の都営新宿線・菊川駅改札前に集合したのは小林・百石・山岡・田幸・村谷・山内の6人。上空を仰ぎ見るが雨雲らしい黒雲は見えない。
新大橋通りを西進し、菊川1丁目交差点を左折する。
最初の立ち寄り先は森下・田川水泡のらくろ館。その影響を受けた日本を代表する漫画家たちの貴重な寄せ書きを拝見した。しっかりとクールダウンして出発。
高橋(たかばし)夜店通りを西進し清澄通りを横断。
右手奥の深川神明宮に参拝。8月のお盆の3日間、6年ぶりの本祭りを控えている。今までは3年に一度行われていたとのことなので、新型コロナの影響と思われる。
信州・諏訪大社の大祭にも詳しい山岡から、6年サイクルの大祭について指摘された。広々した境内のかなりの敷地は幼稚園。祭礼の目玉の一つである稚児募集のポスターを見て、選定基準を心配したのは杞憂かもしれない。
少し先の右手にある無人の八名川公園で昼食休憩。砂地にシートを広げて座り込んだ。
まずは乾杯。雨が降らず、心地よい風に恵まれて、神明宮のご加護に感謝する。
持ち寄りのつまみをずらりと並べ、山内が手練のブレンドをしてくれたキンキンの吟醸酒で堪能する。
中でも田幸が、祇園祭 時期の京都で 川床を楽しみ、錦市場で調達してきてくれた身欠きにしんの醤油煮込みが大好評。あっというまになくなってしまった。
話題は、長年交流があった諸兄姉との交流や、残り時間が多くないわれらの身の処し方など。元気なうちは頑張るしかないと一致した。
少し西進し、たびたび訪れている芭蕉記念館の敷地内を通過して隅田川テラスに出ると、一段と心地よい風がお出迎え。
小名木川と隅田川の交差点に聳え立つ芭蕉庵史跡庭園にすっくと立っている松尾芭蕉翁の銅像は、彼の最大のスポンサーであった杉山杉風(将軍家出入りの魚卸)が忠実に描いたとされる銅像。
こあみ句会での創作に毎月苦労している村谷が度々訪れているお馴染みのお姿。本日も変わらず優しいまなざしを隅田川に注いでいた。
葛飾北斎の富岳三十六景の中でもよく知られた萬年橋を渡る。
清澄公園の屋根付きベンチで休憩。隣接する清澄庭園を含む広大な敷地は、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡でもあった。
天候が急変してドシャ降りの雨。
清澄白河駅から都営大江戸線に乗り一駅、門前仲町駅で下車、交差点横にある日高屋に入店。
生ビール・レモンサワー・紹興酒で打ち上げました。(村谷 記)
コース
都営新宿線・菊川駅改札から地上に上がる〜新大橋通りを西進〜住宅街へ右折南下〜森下文化センター(田川水泡・のらくろ館)〜高橋夜店通り〜清澄通りを横断〜深川神明宮〜八名川公園〜芭蕉記念館の敷地内を通過〜隅田川テラスへ上がる〜芭蕉庵史跡庭園〜芭蕉稲荷神社〜萬年橋(小名木川を渡る)〜清洲橋通りを横断〜清澄公園〜清澄白河駅=(都営大江戸線)=東京メトロ・東西線など・門前仲町駅
<歩行距離:3.5km±α、歩行時間:1時間±α>
*「江東区観光イラストマップ」を参照し、その一部を歩きました。
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★2024年7月16日(火)「深川の名所めぐり(菊川駅〜門前仲町駅)」