さんぽ

ホームへ

 季節外れの暑さになるとの予報が出ている朝、快晴微風のJR埼京線・板橋駅改札前に集合したのは百石・田幸・本橋・村谷・山内の5人。

 近藤勇墓所に参拝してから 旧中山道を京都方面へ進む。
村谷が吉田・清水・西の三兄と京都まで歩いたのは、はるか昔。
今は春日部宿(粕壁宿。芭蕉が奥の細道を目指して最初に泊まった宿場。日本橋から36キロ、千住から27キロの行程にある)まで歩くことすらおぼつかない。

 コンビニでつまみ調整の買い物を済ませ、下板橋通りへと右折する。

 現中山道・国道17号線を横断し、石神井川に通じる坂道を下っていく。道沿いの庭先に綺麗に咲いた柏葉アジサイを発見。今年も花季が早そうと推測する。

 板橋五中の先で石神井川に突当り、加賀公園に入った。

 旧中山道と石神井川に挟まれた21万坪強の敷地は、江戸期には加賀藩下屋敷だったという。
参勤交代の順路は、金沢から船で富山に入り、北国街道を経て信濃追分で中山道に合流 (YSCの有志で信濃追分から下仁田道を下ったこともある)し、この下屋敷で江戸入りの準備を整えたという。

 われらは、園内の最高地点にある築山の中腹で昼食休憩。加賀公の気分を少しだけ味わうこととする。
東京の今年最高気温も、頭上を覆う木々と下から吹き上がる涼風が癒してくれる。

 例によって五人十通りのつまみをシートに広げ、冷やしておいたアルコールで乾杯。話題は永年お世話になった業界の今昔から、世界情勢、お互の配偶者との距離の取り方までと、とりとめがない。

 日差しが強い旧中山道歩きは先送りし、石神井川右岸の桜木などが並ぶ遊歩道の緑陰探訪に切り替えて出発。

 当地の由来でもある 『板橋』 で記念撮影してから、旧中山道を板橋駅方面に折り返す。 
 スーパー・ライフ横、板橋宿本陣跡を過ぎ、左手にバーミヤンの看板を見つけた。

 階段を上がり、6人席を確保し2度目の乾杯。中華系の軽いアテで、2杯目が安くなる値段設定につられて各種アルコール飲料を追加注文し、紹興酒で締め、
板橋区役所前駅から帰途につきました。(村谷 記)

コース
  JR埼京線・板橋駅〜近藤勇の墓〜旧中山道〜加賀公園〜石神井川右岸遊歩道〜板橋〜板橋仲宿〜板橋宿本陣跡〜都営地下鉄三田線・板橋区役所前駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間分±α>

   *『観光いたばしガイドマップ』の中の「板橋」を参照して歩きました。

      ※ 地 図       ※ 概 要 

                     このページのトップへ戻る

                      前のページへ  次のページへ
.
.
.
.
.
.

★2024年5月21日(火)「板橋散策(板橋駅〜板橋区役所前駅)」