さんぽ

ホームへ

<12月17日(日)旧中山道・浦和宿散策(浦和駅〜北浦和駅)>

 
浦和駅中央改札前に集合したのは、久々参加の野呂・左近・小林・百石・田幸・村谷の6人。

 快晴ながらやや風があるが旧中山道を目指して、まずはあさひ通りへ出て日の出通りを横断、浦和屈指の古社・調(つき)神社に参拝する。それぞれ、今年一年の感慨にふけった。

 旧中山道に出て右折する。久々の訪問ながら、両側には新たな建物が出現し、人間界さながらに世代交代が進んでいることを実感した。

 道路元票横の埼玉りそな銀行センタービルは健在。3階にうらわ美術館が入居している浦和ロイヤルパインズホテルが一際目立つ。関東大震災を機に、多くの文化人が浦和に移り住んで活躍し、「鎌倉文士と浦和画家」という言葉が生まれた平成12年誕生の美術館。

 隣接する仲町公園には浦和宿本陣跡碑があったはずだが、公園ごと再開発されていた。

 道の両側にはお洒落な建物が続き、ますます大都市化していく浦和の姿が窺える。

 市場通りには、野菜を路上で商う婦人像があり、そのまま左折すると常盤公園、江戸初期には徳川家康がしばしば鷹狩りに訪れた際の休息地・浦和御殿が設けられた場所。明治26年に浦和地方裁判所・検察庁が設置され、昭和51年に常盤公園となった。

 まだ早いので昼食場所を求めて、風を避けつつ旧中山道の裏側の小路を北上する。ファッショナブルなマンションが次々に出現。

 浦所街道(国道463号線)に出て右折、村谷が現役当時に何回も訪れた旧埼玉銀行本店に突当り国道17号線を右折、北浦和駅方面へと北上する。

 さいたま市 浦和公園  (旧称:浦和老人公園)の入口門を入ってすぐ左手に手ごろな草むらがあったので昼食場所と決めた。

 シートを重ね敷き乾杯、スタートからほぼ1時間歩き詰めだったので冷たいアルコールが何よりの甘露だ。6人12様のつまみを並べ、歓談タイム。諸兄姉を含めた近況報告からはじまり、後期高齢者にはつきものの「物忘れ」「突然 脚がつる」「夕食のご飯が余る」「本人および配偶者の認知症不安」などで情報交換。村谷が持ち寄った吟醸酒をブレンドし、熱燗で提供。大1時間の休憩で何とか飲み食べつくした。

 御輿を上げて両公園の境界が判然としない地続きの“浦和”と “北”を逆にした紛らわしい埼玉県営 浦和公園園内を巡る。広大なスペースの中心にある名物の噴水池の前で撮影。青空が目にまぶしい。来年1月10日に予定されているこあみ句会に向けて、4番目の俳句を村谷が構想中?

 現中山道を渡り返して
北浦和駅方面に向かう。

 左手にサイゼリヤがあったので入店、赤ワインのメガボトル(1,500ml)と生ビールで、ヘルシーなつまみを数品注文して、軽く締めました。(村谷 記)

コース
 
JR高崎線など・浦和駅西口〜調神社〜旧中山道〜うらわ美術館前〜浦和宿本陣跡〜二・七市場跡〜常盤公園〜埼玉りそな銀行本店前〜浦和北公園〜北浦和公園〜JR京浜東北線・北浦和駅西口
     <歩行距離:3.3km±α、歩行時間:1時間±α>

  *「浦和区文化の小径」のうち「中山道浦和宿を歩く」を参照し、後半を端折って、北浦和駅へ歩きました。

                     このページのトップへ戻る

                      前のページへ  次のページへ
.
.
.
.
.
.

★2023年12月17日(日)「旧中山道・浦和宿散策(浦和駅〜北浦和駅)」