<8月8日(火)高尾の並木道散歩(高尾駅から周遊)>
やや、猛暑が落ち着いた立秋の朝、JR中央線&京王線・高尾駅南口改札前に小林・百石・山岡・田幸・村谷・山内の6人が集合した。
まずは目の前の京王ストアで飲み物やつまみの買い足しを済ませる。
打ち上げ場所に予定している「たまの里 高尾店」前から京王線の高架横を新宿方面に戻り、グルメシティに沿って東進し、町田街道に降り立った。
町田街道入り口交差点で甲州街道、続いて旧甲州街道を横断し、陵南大橋の袂から南浅川の土手に降り立つ。
桜並木が絶好の日よけとして続いている。
高尾山系を水源とするこの天然河川は、流れが緩やかで、その名の通り水深が浅く、ところどころに小さな堰があるという絶好の水辺が続いている。
夏休みの家族連れがあちらこちらで川面に降り立ってボール遊びなど涼を求めていた。
南浅川橋の手前に、飛び石伝いに対岸へ渡ることができる箇所があったので、慎重に足元を確認しながら進み、左岸一帯に展開する陵南公園に入った。
すぐ前にあった広場の木蔭にベンチが数基設置されていたので水飲み休憩。
アブラゼミやミンミンゼミが大勢、ツクツクボウシが一匹鳴いている。地上に出てからの短い寿命を精一杯生きる姿を目の前に見る。
多数の雌雄カップル成就を祈願しつつ、南浅川橋際から武蔵陵墓地に続く参道に入る。目論見通りに手入れが行き届いたケヤキ並木が続く。
参道左手を行く山岡が、目ざとく昼食場所に好適な屋根付きベンチ2基を発見。一同の坂道を登るピッチが上がった。
武蔵陵墓地に入り、陵(みささぎ)への参道には、これまた樹齢たっぷりな北山杉の並木が続き、日傘の出番がない。
大正天皇 ・ 貞明皇后、 昭和天皇 ・ 香淳皇后 の順に参拝した。以前訪れた際、警備員詰め所の奥で工事中だった箇所は閉鎖されていた。
参拝を済ませてほっとして、参道を下り返す。右手、陵南公園の螺旋階段を下り、高台に位置する絶好の屋根付き大型ベンチに腰を下す。
いつも必ず誰かが座っているはずだが、猛暑続きで無人だったのはラッキー。
高尾山方面から川面を通じて吹きあがってくる涼風は、エアコンでは絶対に再生できない心地良さ。これこそ暑さの中を歩いた者への恩恵だ。
例によって6人12様のヘルシーなつまみが勢揃い。並べ終えて先ずは乾杯、涼風が一段と旨さを引き立てる。山岡提供の北海道産イカの塩辛+ビスケット乗せが、塩味が程よく効いて好評だった。長年継続している信越クラブ旅行の思い出話を主に、秋に向けたレジャー計画で盛り上がり大1時間の休憩を終えた。
帰途は園内を散策し、敷島橋を渡り、陵南大橋際で高尾街道に出て、甲州街道沿いの熊野神社で本日無事のお礼を申し上げ、高尾駅南口に戻った。
駅前の「蕎麦と酒肴 たまの里」に入り、待つことなく最奥のボックス席を確保、生ビール・冷酒・ホッピー組に分かれて乾杯、刺身盛り合わせほか軽いつまみを注文して打ち上げました。(村谷 記)
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★2023年8月8日(火)「南浅川に沿って武蔵陵墓地を訪ねる(高尾駅から周遊)」