曇天の予報にも関わらず何故か?晴天の小田急線・豪徳寺駅改札前に集合したのは、百石・田幸・清水・村谷・山内・三橋の6人。これまで度々訪れているコースなので、ショートカットを旨として暑さ対策にするよう合意した。
常徳院、 乗泉寺別院には立ち寄らず、一路豪徳寺商店街を南下する。左手のコンビニでつまみ調整の買い物を済ませる。氷担当の村谷は、前回の反省を踏まえて大きめのロックアイスを調達した。
並行する東急世田谷線を渡り、世田谷八幡宮に向かう。初めて自動車用参拝口から境内に入った。ゆったりとした敷地には緑陰が豊かで、夏の暑さなどは忘れさせてくれる。道中の無事をお願いしてから正面の参道を経て退出、左折し、宮の坂駅横の踏切で世田谷線を横断する。
山内が左手の家の庭先にこの季節には見慣れぬ花を発見、清水がスマホで検索すると「アメリカフジ(の花)」と出た。以前に北アルプスなどで見た山藤を思い出した。
堂々と茂った松並木の参道から豪徳寺に入る。巨木の間に若木が植えられていて、長い伝統を継続していく周到な準備が講じられている。境内には本日もまた、何人もの職人さんたちが点在していて、膨大な植木類のお手入れ中。
本堂にお参りを済ませて、招福観音堂に向かうと、設置場所が以前の2倍以上に拡大され、真新しい銅板葺きの屋根で覆われていた。サンプル代わりに大小様々の猫の置物が置かれていて、今後の外人観光客対策は万全のようだ。
門外に出て、最短距離で烏山川緑道を目指し、佐藤助雄のアトリエだった佐藤記念館前の若い女性像を鑑賞し、城下橋跡で合流する。
緑道は歩行者専用と思い込んでいたが自転車もOKで、先行する山内&村谷に後方の百石が「自転車ですよ」と合図を送ってくれる。すぐにママチャリの乗ったギャルに追い抜かれ、サドルに跨ったきりりと引き締まったお尻に思わず見とれてしまう。
城山小学校の校舎が一新されていて、敷地沿い清流が復活していた。
国士舘の敷地に入ると、体育館らしい建物からマイクで指導している教官の声が聞こえてきた。トレーナー姿の健脚な学生さんたちに追い抜かれる。
近隣の地理に詳しい三橋のアドバイスに従い、勝橋で一旦緑道と分かれて世田谷通り方向に坂道を登る。日向は暑い。校舎の隙間から緑地を発見して左折し、若林公園に入った。多少の雨なら十分に避けられそうな巨木の下の芝生にシートを広げて昼食休憩とする。平日の昼前とあって、広大な公園にはわれらだけ、涼やかな風を独占する。蚊よけスプレーを照射し、蚊取り線香に点火した。
先ずは乾杯、真夏並みの暑さを一気に吹き飛ばす。本日も多種多様なおつまみが勢ぞろい。中でも清水が関西の学友が経営するお肉屋さんからいただいた牛肉の時雨煮は、さすがプロの作と納得できる万人向けの味付けだった。「ご飯が欲しい」との三橋の嘆声に共感する。
持ち寄った銘酒を絶妙に山内がブレンドした冷酒には、百石提供の塩気がほんのり漂う生ハムや、清水定番の五色豆の甘さが一段と引き立つ。
終活から秋の旅行まで話題は尽きることがないが、大1時間で飲食物がなくなったのでお開き。
隣接する松陰神社に参拝し、坂道を下り烏山緑道に復帰した。
東進し、緑道から見えた若林稲荷神社に参り、キャロットタワーが大きく見えてきた先にある目青不動(教学院最勝寺)で本日無事のお礼を申し上げた。
打ち上げは茶沢通りに出て久々の日高屋を選択、6人席を確保した。生ビール・レモンサワー・ホッピーセットを注文し、主力の餃子に加え、コンパクトでおいしい焼き鳥などを注文し、夏散歩を締めました。(村谷 記)
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コース
小田急線・豪徳寺駅〜豪徳寺商店街〜世田谷八幡宮〜宮の坂駅横踏切〜豪徳寺〜烏山川緑道〜若林公園〜松陰神社〜烏山川緑道に復帰〜若林稲荷神社〜目青不動尊(最勝寺)〜東急田園都市線・三軒茶屋駅
<歩行距離:4.5km±α、歩行時間:1時間20分±α>
*小田急自然ふれあい歩道「豪徳寺駅コース」を参照し、一部を省略、豪徳寺駅には戻らずにそのまま三軒茶屋駅まで歩きました。
…すでに削除されていますが、「mesetaのブログ」さんのページにマップが転載されていました。
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