<城東の水辺散歩(浅草駅〜錦糸町駅)>
快晴微風の浅草雷門 交番裏に集合したのは、菅野・滝澤・野呂・小林・百石・田幸・村谷・山内の8人。
雷門前には、課外学習に訪れたらしい小中学生の一団が何組もいて、引率の教師とともに説明役の浅草ガイドさんの懇切な解説を熱心にメモっていた。
先ずは仲見世通りを浅草寺に向かう。平日のためなのか両側の商店の開店状況は7割程度で、小中生ではあまり売上が期待できないだろうと余計な心配をする。
左手には最近話題になった伝法院通りが見えた。
浅草寺に参拝してから、右手の浅草神社にお参りするのはいつもの手順だが、本日は言問橋方面には北上せずに、南側の二天門から出て、隅田川テラスに向かった。
少し南下して、東武スカイツリーラインの真下にある通路から、昨年6月に開業した連絡歩道橋「すみだリバーウオーク」に上がった。言問橋と吾妻橋のちょうど真ん中で、東武線の鉄橋直下に設けられた木製のウッドデッキ。川面に面した手すりにはLED製のライトがぎっしりと装着されている「恋人の聖地」として、若者の人気スポットとされている。
橋を渡り終えて、北十間川と並行して走る東武線の高架下は、枕橋から源森橋を経て小梅橋までの間を「東京ミズマチ」として、お洒落な店舗が次々と並んでいる。
とうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)の直前の東武橋で北十間川を右折し、業平1丁目交差点で浅草通りを横断、すぐ右手の業平橋ぎわから大横川親水公園に入った。
業平橋の語源は、伊勢物語の主人公在原業平。元慶4年(880)に56歳で亡くなっていて、千年以上も後の世に、自分の名前が辺境の地に残るとは思いもよらなかっただろう。
日差しがいっぱいに降り注いでいる広い草むらの一角にある木立の根元に、シートを3枚重ね敷いて昼食休憩。
先ずは何はともあれそれぞれ持参於冷たい飲み物を取り出して乾杯する。初冬とは思えぬ日差しが心地良い。
ずらりとつまみを並べて、それぞれ今年一年を振り返りながら、諸兄姉の情報交換。たっぷり用意された日本酒が、滝澤手練のぬる燗?熱燗?で、それぞれ現役時代に勤務、出張した日本各地の名産物との相性を披歴した。山内が豊富な具材を見事に調理して、何度もあつあつの鍋料理を提供してくれる。大1時間で、ようやくすべての飲み物と食べ物を腹に収めたので出発した。
長崎橋で北斎通りに上がり、すぐ左手わきにある旧津軽藩下屋敷に設置されていた津軽稲荷神社に参拝して、本日の無事にお礼申し上げた。
すみだトリフォニーホールの先から錦糸町駅南口に出て、来年の再会を約して解散。数人はロータリー先の魚寅錦糸町店で正月用の買い物に立ち寄った。
この時期には珍しい好天に恵まれました。(村谷 記)
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コース
浅草・雷門交番裏〜仲見世〜浅草寺・浅草神社〜二天門〜馬道通りを横断〜花川戸で江戸通りを横断〜隅田川テラスを南下〜すみだリバーウオーク(隅田川を横断する歩道橋)〜枕橋(北十間川)〜源森橋〜小梅橋〜業平橋(浅草通りを横断)〜大横川親水公園〜平川橋〜横川橋〜紅葉橋〜法恩寺橋〜清平橋〜長崎橋〜北斎通りを東進〜JR総武、東京メトロ半蔵門線・錦糸町駅
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間10分±α>
*墨田区観光協会「吾妻橋・押上エリアマップ」 および 「すみだ観光ガイドマップ・錦糸町」を参照し、その一部を歩きました。
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★2021年12月21日(火)「城東の川沿い散歩(浅草駅〜錦糸町駅)」