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★2007年7月7日(土) 「大野山」

 東京では曇っていた朝、織姫が泣いているのか?七夕の日だが雨降りしきる小田急線・新松田駅前に、関口・滝澤・田幸・清水・村谷の5名が集合。

 天気は良化傾向だし、ビールを飲めない おじさんがいるので、アサヒビール工場見学コースへの転向はしないこととし、晴れれば絶好の富士見の山なれど富士山は望めないのを承知で、大野山へ登ることに決し、前回と逆コースで登ることとした。

 ※ 前回、2003年8月30日の
大野山 山歩記録です。  

 シーズンの晴れた日なら、高松山、西丹沢・不老山、丹沢湖、檜洞丸などに向かうハイカーが大勢乗る中川温泉行きバスにわれらだけが乗車。

 20分ほどで
大野山入口バス停到着、傘をさして下車、車道を歩きはじめる。
大野山登山口バス停を経て、その先のトイレ前に、竹杖を持つうつむき加減のハイカーとおぼしき寂しげな若い女性が立っていた。心配しつつも、そのまま通過。

 前回の下山に通った、大野山へそのまま車道歩きで到達するコースを外れ、「
古宿経由」の右手に分かれる、舗装された急坂、軽自動車がこの坂を登れるの? しかし軽自動車可、普通乗用車不可の細い道を行く。

 数軒の家並みがあり、湿度100%、汗をかきかき登って行くと、その先には大きな集落が。
瀟洒な大きな建物が並び、新築中の家も立派だ。
駐車スペースには普通乗用車が並べて置いてあり、その上に綺麗な
茶畑が広がっている。緑茶の景色をバックに、記念撮影。

 この集落からは、道が広くなり、まもなく
共和小学校前へ出た。
 しばらくして、「大野山登り口」の標柱。
地蔵岩から、地蔵岩観音、水子地蔵への案内板、立ち寄らずに山道を直進。茂る木々に小降りになった雨がさえぎられ、傘は不要だ。

 牧草地の脇に出ると、雨は止んでくれていた。
ここからは長い階段のぼり。今月3日に尾瀬ヶ原から至仏山頂に登った階段に比べれば軽い、軽い \(^o^)/
関口兄も、日ごろ、23階にある職場への階段登りで鍛えているので、スイスイと登って行く。

 登り切ると、舗装道路になり、
犬クビリの十字路の先には、1台も駐車していない、広い、神奈川県立 大野山乳牛育成牧場 駐車場

 ここからは、諸車通行止で、10分ほどで雲の中の
大野山山頂到着。

 昼食場所に予定していた あずまや では、お姉さんハイカー3人連れが、テーブルを囲んで、ビールやワイン片手に宴たけなわ、すでに1時間滞在と。

 承知してきたとはいえ、富士山はじめの山々は、な〜んにも見えない (;_;)

 登りにめっぽう強く、先着していた村谷が
竜集大権現の石祠で、 富士山がみえますように? 9日からの四国遍路、伊予国 一国打ちの無事? なにやら祈っている。

 石祠横の
方位盤と、山頂杭前で記念撮影し、あずまや の地面にシートを敷き、こちらも、宴開始だ。

 関口から、釣りや山歩や囲碁などの近況を伺った。
また、4人が例年6月に宮下・渡辺兄たちと行っていた尾瀬行きの、紅葉期への延期のこと。
はたまた、2日〜3日に松戸・田幸・村谷が行ってきたばかりの尾瀬、至仏山の様子。
これまた、村谷の四国遍路とその激励会を道後温泉で行うこと。などなど…
たまに、お隣の昔のお嬢さまたちとの会話も。で、長居。

 見えない富士山を心で見ながら、牧場の中を谷峨方面へ下る。
牧場のなかの登山道の、ススキなどの草は、上から下まで、きれいに刈り取られていて、歩き易く、草刈していただいた方々に感謝、謝謝。

 
富士見のベンチwithテーブルは、真新しい屋根がかけられた あずまやになっていて、雲が湧き上がる山水画の世界を眺めていると、3人連れの飲兵衛姉さんも降りてきて、先行してもらう。

 少し下った、足元が泥んこの牧舎にさんたちが20頭ほど居て、しばし戯れる。

 都夫良野地区?まで、町指定天然記念物の「頼朝桜」の幼木が 並木状に植えられ、根元を金網で保護している。
あと20〜30年もすれば、桜の名所になるだろう、そのころにも来たいものだ(*^^*)

 林道と出会うところには、銘木を使った ベンチwithテーブルの真新しい屋根がかけられた
あずまや と、これまた立派なお手洗いが建っていた。

 3人連れのお姉さまを抜き、 「嵐」の集落を過ぎ、
酒匂川沿いの広い車道、246号線へ。

 右手の歩行者専用の
青い長い吊り橋を渡り、緑々した田んぼの様子を、特に稲作中の滝澤が熱心に、観察しながら、右へ大きく迂回し、左へ登り、陸橋を越えれば、谷蛾駅はすぐだ。

 駅前のバス停で念のため、新松田駅行きの時刻を確認し、駅に行くと、上り電車まで、わずか5分、ラッキー(*^^*)

 ワンマンカーで、2両編成の乗車専用ドアから、整理券を取って乗車した。
車内は満席で、浴衣姿のお嬢さんたちがちらほら、
松田駅を出ると、そこにも浴衣姿のお嬢さんたち。

   2007年6月9日に開成あじさいまつり 散歩に行った  帰りに、小船井・古澤兄たちと見つけた焼肉「大松園」に繰り込む。

 焼肉セットを頼み、まずは3名は生ビール、1名は烏龍茶、で乾杯、焼酎を追加。

 ママに、浴衣姿のお嬢さんたちが多いことを訊くと、
平塚の七夕祭にお出かけとのこと。納得、今日は七夕の日です。


清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)

 ◆大野山は関東富士見百景ですが・・・

  「大野山 冨士絶景も 霧の中」

 ◆少し空が明るくなり霧の向こうに冨士をイメージ
  「富士山は 霧立ち昇る 先にあり」

 ◆山頂には雨にも負けない3人組みがいました。
  「山頂で 元気姉さん 刺戟され」

 ◆都夫良野は後醍醐天皇の所縁あるところ
  「都夫良野は 潰れた吉野 偲び恋う」

 ◆日頃の行いで、バスも電車もピッタリカンカンでした。
  「待たずとも 御殿場線に ピッタリ乗れ」

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 コース
  小田急線・新松田駅=(バス約19分)=大野山入口バス停〜(20分)〜大野山登山口バス停〜(20分)〜古宿〜(1時間20分)〜大野山、標高:723m〜(35分)〜十字路〜(25分)〜嵐〜(20分)〜JR御殿場線・谷峨駅
  <合計歩行時間 約3時間


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