<10月19日(火)染井吉野桜発祥の地・染井散歩(巣鴨駅から周遊)>
曇天微風のJR山手線・巣鴨駅改札前に、百石・田幸・村谷・山内の4人が集合した。
久しぶりに見る駅舎はすっかり改装されていて、「これもオリンピック効果かしら」と推察した。
白山通りを横断した先にあるコンビニで、昼食のつまみ調整の買い物をする。
先ずは、江戸六地蔵の一つ眞性寺に参拝した。境内に入った右手の壁面に、江戸六地蔵の由来が詳しく記されている。
それによれば六地蔵発生の地である門前仲町の永代寺にあった お地蔵さんが明治5年の廃仏毀釈令の折に破壊されたという。
一時の熱狂で大切な文化財が毀損された例として、上海・江南旅行で見た 王羲之が「蘭亭序」を書き、書道の聖地として崇められている蘭亭の庭に 清の康熙帝の揮毫による「蘭亭」と書かれた石碑があったが、文化大革命の時に破壊され池に投げ込まれたとガイドさんが説明してくれたことを、思い出した。
巣鴨地蔵通りに入る。4の日の縁日でなく、あいにくの空模様のためか おばあさんの姿は少ない。
右手の高岩寺(とげぬき地蔵)に参拝した。いつもは行列ができているお地蔵さん前は無人。
裏門から出た先にあるカレーうどんの古奈屋も定休日だった。
そのまま庚申塚まで北上する。両側の店の様子が変わっていて、建物が三階建てのビルに変貌し、店もコンビニをはじめチェーン店が増えたようだ。塩大福や赤パンツ、 干物店は健在。高級な食パンを売る店が目立った。
庚申塚にお参りしてから道を右折し、白山通りを横断、300mほど南下し、寺町へ左折して本妙寺に入る。
広い境内には珍しく黒塗りの車が数台と背広姿の男性十人近くが佇んでいた。
某大手建設会社の供養塔に参列していたようだ。われらは、当寺に眠る囲碁の歴代本因坊や北町奉行遠山金四郎、剣豪千葉周作、在野の将棋棋士天野宗歩の墓などをお参りして退出した。
長い塀沿いの坂道を下り、広大な染井霊園を抜けて染井よしの桜の里公園に入る。入り口には白を基調にした見事な朝顔畑が展開中。
無人の園内の桜の木の下にシートを重ね敷いて昼食休憩。持ち寄りのつまみをこれでもかと広げてから乾杯。風がやみ、山内が見事にブレンドした氷入りの日本酒が絶妙だった。次回は燗酒もよいかなとの意見も出る。
15日(金)にNHK BSプレミアムで放送された『解体キングダム「都心の超難敵を解体せよ」』で、懐かしいビルの解体の様子が放送されたことから? 諸兄姉の消息や来し方の交流の回顧、すでに紅葉が到来した地域での思い出話、来月のYSC散歩先候補の詮議などで大1時間。何とか飲み物と食べ物を余すことなく消化して出発する。
近接する西福寺に参拝し、門と蔵のある広場を経由し、巣鴨駅に戻った。
本日は11月下旬並みの低温だったが、歩いたおかげで心まで温かくそれぞれ帰途についた。(村谷 記)
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コース
JR山手線・巣鴨駅北口〜眞性寺(江戸六地蔵)〜高岩寺(とげぬき地蔵)〜巣鴨地蔵通り〜庚申塚・猿田彦大神〜巣鴨4丁目交差点(白山通りを横断)〜本妙寺〜染井霊園〜染井よしの桜の里公園〜西福寺〜門と蔵のある広場〜巣鴨駅北口
<歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>)
*としま観光マップ「散歩コースC」を参照し、巣鴨駅から周遊して歩きました。
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10月19日の国内の新型コロナ新規感染確認者数は 572人(累計 1,715,030人)、重症者は 294人、 死亡者数 27人(累計 18,148人)
8月20日に最多の25,868人の新規感染者を記録し、8月下旬から9月上旬には10万人を超えていた自宅療養者数(9月1日 135,674人)は、9月15日の60,442人、29日14,426人、10月6日の6,389人、13日の3,250人へと激減。
東京都の新規感染確認者は10月19日、 36人(火曜日としては今年最少、 ▲41人)、 うち 10歳未満 5人、10代 4人、20代 7人、30代 4人、40代 4人、50代 6人、 60歳以上は 6人、 重症者は 26人 死亡者 13人、ワクチン接種が効いてきてる。
東京都の、19日の自宅療養者数 189人、宿泊療養者数 68人、入院・療養等調整中の方 165人、入院者数は 309人。
19日、全国で新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を終えた人が人口比 67.4%、65歳以上者は90.1%。1回目の接種率は75.5%、65歳以上者は91.2%。
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★2021年10月19日(火)「染井吉野桜のルーツを訪ねて(巣鴨駅から周遊)」