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 快晴微風のJR埼京線・与野本町駅改札前に、久々参加の百石と、田幸・村谷・山内の4人が集合した。
西口から出てすぐ正面のコンビニで、昼食用のつまみ調整の買い物を済ませた。

 線路沿いの与野本町駅前公園には、秋バラの時期にはちょっと早いが色とりどりのバラの花々が咲き誇っている。バラの甘い香りに交じり、どこからか金木犀の濃厚な香りが漂うので、辺りを見回すものの発生源が見つからなかった。

 たつみ通りに突き当り、右折する。

 道に沿った与野西中学校の塀際には、少し先にある彩の国さいたま芸術劇場で行われた公演に出演した主な演技者の手形がずらり。お互いに「これは知っている!思っていたより手形が小さいね」などと言いながら一つづつ眺めつつ進む。劇場に一番近い場所には当然、故蜷川幸雄監督が鎮座していた。

 芸術劇場に着いて一回り。まだ公演予定の掲示はなかった。

 信号を渡り、新大宮バイパス・高速埼玉大宮線と並行する小径に入ると、またも
金木犀の香り。今度はしっかりと木々を見つけた。右手に珍しいイチジクの広い畑が出現。

 広々とした与野公園に入る。あちらこちらに、休憩中の人たちがちらほら。まずは、約170種、3千株もあるバラ園に向かうと、ここでも
見ごろの花々がお出迎え。5月上旬から6月上旬が一番の見ごろとされているが、この季節もなかなか見事な咲きぶりだった。

 じっくりと鑑賞してから隣接するケヤキ林の巨木の下に移動して、シートを広げる。
この公園には桜木も多く、花見時には約3百本の桜花を求めて混み合うようだ。
 本日はわれらで一帯を占領し昼食とする。日差しが完全に遮られ、頬をなでる優しい風が秋を感じさせる。

 ずらりとつまみを並べて乾杯、お互いの健康を称えながら、来し方の楽しい思い出や、コロナ明けのレジャー計画などで大1時間。先週参加された野呂兄からの差し入れを含めて完食完飲した。

 弁天池の小島にある与野弁財天に参り、与野七福神の一つ・天祖神社でコロナ収束を願い、ここも与野七福神の一つ 隣接する円乗院の樹齢3百年の枝垂れ彼岸桜の木は塀越しに眺めて、本町通りに出た。

 かつては中山道・奥州街道を結ぶ脇往還宿場町だった与野本町の蔵造りの町並みをそぞろ歩き、ここも与野七福神の一つ・一山神社で好天を謝し、本町小学校の先を右折し、法務局前の交差点を横断、埼京線の線路沿いにオブジェが飾られた時の道を北上し、
北与野駅北口到着。

 1日に非常事態宣言が解除されて飲酒できる店はあるとは思うが、探さず、埼京線で帰途につきました。(村谷 記)

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 コース
  
JR埼京線・与野本町駅西口〜与野本町駅前公園〜彩の国さいたま芸術劇場前〜与野公園、バラ園・与野弁財天・天祖神社〜円乗院横〜蔵造り住宅〜一山神社〜時の道〜JR埼京線・北与野駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>

   *さいたま市半日観光ルート「文化芸術ルート」を参照し、一部短縮して歩きました。

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★2021年10月5日(火)「さいたま市の文化芸術ルート散歩(与野本町駅〜北与野駅)」