村谷は、昨日に引き続き第三回目の十社巡りを行った。
本日のコースはほぼ、蔵前橋通りを東から西に一直線に進むので、建物の陰に入れば日差しが 除けられるコースだ。
江戸時代には蔵前橋が架けられていなかったので、両国橋まで南下していたはずで、後世の進歩の恩恵が受けられる。
午前11時に亀戸駅前に到着した。明治通りを直進すると背中に日差しが直射するので、裏道をく ねくね曲がり歩いて、蔵前橋通りに出た。
東門から亀戸天神社に入ると、昨日夕方と変わらぬ少ない参拝客だった。
参拝を済ませて、西側から小路に出て横十間川に突き当り、天神橋を渡る。
車も人通りも少ない蔵前橋通りの南側の歩道を選んだ。マスクを外しても十分なほどの人間距離が確保できてやれやれ。
錦糸町駅に通じる四ツ目通りを横断するときだけはマスクを着け、その後は再び外した。
大横川親水公園を通過、まだ休憩には早い。
木場駅に通じる三つ目通りの横断の際はマスクを外したまま。
石原一丁目交差点で清澄通りを渡り、すぐ左手にある横網町公園に入った。
両国散歩では定番にしている池の横にあるベンチを確保する。普段は周辺のサラリーマン・ウーマン諸氏の人気昼食場所なのだが、幸い本日は休日で誰もいない。
シートを広げ、靴や帽子、背中のタオル、ベストをすべて脱ぎ去り、昼食タイムにした。首筋には大きめのアイスノンをあてがう。
よく冷やした缶チューハイを飲みながら、チーズ・ナッツに助六寿司をつまむ。絶好の風の通り道となっていて、ついつい30分あまりの大休憩?になってしまった。
空缶などをすぐわきにあるゴミ箱に入れると、リュックが一気に軽くなった。
隅田川に出て蔵前橋の袂まで来ると、橋の両側の歩道が人、人、人で溢れていて、全員がスマホを片手に構えて何かを待ち構えていた。「12時40分には都庁上空を通過するそうだよ」との声が聞こえてきて、スカイツリーの頭上を通過するブルーインパルスの飛行曲線を撮影するためだった。
今夜8時からオリンピックの開会式が新国立競技場で行われる。
⇒前回の東京オリンピック 1964年10月10日のブルーインパルス 飛行時の写真ページへ
村谷はブルーインパルスの飛行を待ちきれないので人波をかき分けて先へ進んだ。
江戸通りを横断し、右手先にある鳥越神社に参拝した。本日唯一の立ち寄り処だ。境内はやはり無人だった。
清洲橋通りを渡った先に、東南アジアの食品類を打っている店があったので入店し、冷えたコーン茶を一本購入、早速一飲みした。
昭和通りまで来ると秋葉原駅が近いためか人出が増えてきたので、マスクをつけた。
JR線の高架をくぐり、さらに銀座線・末広町駅前で中央通りを横断して、坂道を上る。
昌平橋通りを横断したすぐ先の左手に「神田明神裏参道」という標識があったので、急な階段を登り詰めると、駐車場に出た。
神田明神の境内はまずまずの人出で、参拝を済ませから文化交流館「EDOCCO」=休憩所兼土産物売り場で涼んだ。
明後日の25日(日)に関係施設で将棋叡王戦第一局(豊島対藤井戦)が行われるので、記念グッズが販売されていた。
午後2時に山門を出た。
次回は根津神社から王子稲荷を経て王子神社までとやや長丁場なので、場合によっては二回に分けるかも。(村谷 記)
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★2021年7月23日(金)「東京十社めぐり 第三回(亀戸天神社〜神田明神)」