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 村谷は、江戸川区・江東区・葛飾区の城東三区の主な散歩コースを完歩したので、今日から城北地区を歩き始める。

 午後から雨の恐れがあるので午前11時前に都営三田線・
西巣鴨駅を出発した。

 地上へ出て巣鴨通りを少し南下する。曇天ながらも少し蒸し暑い。

 左手に巣鴨北中学校の旧校舎(新校舎は通りを挟んだ西側に移転済み)があり、道沿いの壁面には大映巣鴨撮影所跡との表示板があった。
一本裏側の小路に入ると次々にお寺が出現し、寺町を形成している。
 都電荒川線の踏切を横断し、お岩通りを左折、続いて一本東側を南下する朝日通りに入った。ここもまだお寺の行列が続いていて、秋彼岸の初日を反映していて、寺々へ入っていく人の流れが続いている。

 旭小学校の先から二股の道を左手にとって、日蓮宗・本妙寺に入った。この地区ではひときわ敷地が広く、建物も立派で数が多い。
門を入った右手にはお彼岸用のテントが並んでいて、参拝客用の品々が並んでいる。
 遠山金四郎や千葉周作の墓があり、振袖火事供養塔もある。本堂で疫病除けを願い、
囲碁の本因坊歴代の墓と 将棋で無冠の帝王だった天野宗歩のお墓にも参拝した。

 道なりに進んで染井霊園に入り、大勢の参拝客とすれ違いながら園外に出た。車が入園できるので、入り口付近には整理のために多くの警備員がいて忙しそう。

 そのまま南下し、大師道の石標の横から染井坂へ左折する。
YSC散歩でも何度か訪れた西福寺染井稲荷神社に参拝した。普段は閉ざされている稲荷神社の扉が開けられていて、祭壇に燈明がともされていた。

 裏道から染井通りに復帰し、霜降銀座経由で本郷通りに出た。

 JR・
駒込駅横の染井吉野桜記念公園で、染井桜発祥の地碑を確認してから、さらに通りを下る。上富士前交差点で不忍通りを横断し、一本東側の裏道を南下する。
富士神社
駒込富士を確認してから、左折して動坂方面に左折し、動坂遺跡跡に作られた駒込公園で遅め休憩タイム。

 広々した園内には家族連れで込み合っていたものの、空いていたベンチに着座する。いつものようにいろいろと脱ぎ去ってくつろぎの姿勢を確保した。
まずは冷えた缶チューハイ、定番のベビーチーズに加えて韓国海苔とミックスナッツで栄養バランスを整えつつ、30分の休憩。

 動坂上交差点で動坂を横断し、道なりに千駄木の住宅街に入る。安田楠雄邸や、虫の詩人の館前を通過、住宅街を左折して整備されてまだ新しい須藤公園経由で不忍通りに復帰し、午後1時前に東京メトロ千代田線・
千駄木駅に到着した。(村谷 記)

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 コース
  
都営三田線・西巣鴨駅〜本妙寺〜染井霊園〜西福寺〜染井稲荷神社〜霜降銀座〜JR・駒込駅前〜駒込富士神社〜駒込公園〜安田楠雄邸前〜虫の詩人の館前〜須藤公園〜東京メトロ千代田線・千駄木駅
     <歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>

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★2020年9月19日(土)疫病退散祈願散歩・城北地区第一回(西巣鴨駅〜染井霊園〜駒込公園〜千駄木駅)」