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<二ケ領用水散歩(登戸駅〜溝の口駅)>

 曇天のJR南武線・
登戸駅改札前に、滝澤・田幸・山岡・村谷・山内の5人が集合した。

 駅前のコンビニで買い物調整を済ませて地上に降りて出発する。
予報より早く雨が上がったらしく、傘いらずの陽気になったのはありがたい。

 車道から左折して、二ケ領宿河原堰堤を確認する。多摩川を通過するロマンスカーをバックに一枚撮影した。
四十路と思しき女性学芸員が待機する二ケ領せせらぎ館に入場した。
 たびたび訪れている施設の中に、昨年の多摩川洪水時に冷静に写生した地元男性の
細密画(「葉っぱの小部屋」さんのページ)が新たに掲示されていた。

 土手を降りて、舟島稲荷神社に参拝して本日の無事と、疫病退散をお願いした。
土手道を少し戻る。ヤブカンゾウがまだ咲き残っていた。

 二ケ領用水に入る。豊臣秀吉から1590年に関東八か国に移封された徳川家康の指示で、慶弔6年(1611)に完成した堰で、広大なコメの耕作地を確保して、その後の江戸の隆盛を支えた事業の一つだった。

 分厚い桜並木に覆われた緑道を南下する。JR南武線がほぼ並行している。
背中をかがめても苦しい姿勢を維持するのがやっとの潜り抜けなければならない箇所があるのだが、最も長身の滝澤が少しだけ頭をぶつけたようだった。

 アジサイの一種?らしい
花弁がぎっしりとつまった紫色の花を初めて鑑賞する。
   ⇒ 管理人付記:スマホを使って、「グーグルアシスタント」の「グーグルレンズ」アプリ調べた ところ、ボタンクサギのようです。

 宿河原駅近くの交差点で久々に人影に遭遇するが、すぐに静けさが戻った。

 右手に緑化センターの茂みが見えてきたので入場する。
西園の無人の立派な東屋を確保し、店開きとした。
 広々としたシートの上に持ち寄りのつまみを並べた。まずは乾杯、湿気が一気に吹き飛んだ。
毎夏恒例の信州旅行の日程を確認し、オプションについても協議しながら相変わらずの大休憩。

 神輿を上げて、東園の温室で植物を鑑賞し、さらに南下する。
JR南武線・
久地駅前を通過し、前回の水害では多摩川から逆流したという説明を聞いた平瀬川との合流点にある久地円筒分水に着く。

 YSC散歩だけでも数回訪問済みだが、江戸初期からの水争いを、真珠湾を攻撃して太平洋戦争に突入した昭和16年に築いたという歴史を深く確認した。

 大山街道に出て、溝口神社に参拝した。訪問の度に社殿や敷地が整備されているように感じる。

 
溝の口駅手前に、ダンダダン酒場 溝の口店があったのですぐさま入店する。昼食タイムは過ぎていたのでわれらが独占状態。
たっぷりの生キャベツや餃子などを、満開の生ビールやホッピーで堪能しました。

 梅雨明け近しを確認した散歩でした。(村谷 記)

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 コース
  
小田急線、JR南武線・登戸駅〜南武沿線道路〜多摩川土手、二ケ領宿河原堰堤・二ケ領せせらぎ館・舟島稲荷神社・二ケ領用水宿河原取水口〜南武線ガード下〜緑化センター〜東名高速道路をくぐる〜府中街道を横断〜久地駅前〜久地円筒分水〜溝口神社〜(国道246号線、矢倉沢往還=大山道を渡る)〜東急田園都市線・溝の口駅、JR南武線・武蔵溝ノ口駅
     <歩行距離:6km±α、歩行時間:2時間±α>

   *川崎市「二ケ領用水散策マップ」を参照し、その一部を歩きました。

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★2020年7月14日(火)「二ケ領用水中流部散策(登戸駅〜溝の口駅)」