さんぽ

ホームへ

 村谷は、梅雨の晴れ間の正午過ぎ、JR各線・王子駅北口から出発する。
久々の晴れ間を利用して所要を済ませるらしい人たちが駅前を盛んに往来している。

 まずは明治通りを北に向かう。左手におなじみの「半平」、右手に「お札と切手の博物館」を見ながら進む。
道沿いの飲食店はちょうど昼飯時で、それぞれ結構なお客が入りテイクアウト待ちの列ができていた。

 明治通りが直角に右折する溝田橋交差点を直進する。
豊島2丁目信号を横断し、右手の細い道に入り西福寺に立ち寄る。本日の道中無事とコロナの早期退散をお願いした。

 右手に流れている石神井川は工事の囲いが続くので水面が見えない。豊島図書館の先に、新築の高層マンションが出現し、土手に沿った遊歩道ができていたがまだ入場できないのでさらに北上する。

 豊島橋の先からようやく整備された土手道と河川敷の遊歩道が出現した。この先は新豊橋に向けて隅田川が大きく湾曲して西へ向かう。
右岸一帯は旧防潮堤跡を再開発した場所だ。
 豊島橋からも前回に続いて右岸を選択する。橋のすぐ横の公園ではコマーシャルを撮影するらしい一団がいたが、女気が全くないので通過する。

 散歩やジョギングを楽しむ人たちと時折すれ違うが、たっぷりと距離が保てるのでマスクはポケットの中。

 新豊橋で久々に対岸に渡った。 荒川 隅田川に挟まれた新田地区は、約3,000戸の集合住宅と小中一貫校や商業施設から成る新しい街。
敷地全体がスーパー堤防として最大10メートルかさ上げされているので、ここだけはハザードマップが真っ白な「安全地帯」になっている。

 橋の左手にある広々した新田さくら公園に入り、まだ小ぶりな桜の木陰で昼休憩とする。
フード付き帽子、背中のタオル、靴下を脱ぎ去って、草むらに足を伸ばす。今日も、キンキンに冷やした缶チューハイをベビーチーズ2本で平らげる。
風が心地よく日常したくなるがまだ残りが長いので出発。住宅街を抜けて

 新田橋を通過。土手道は補強工事中のため入れないので、横の一般道を併進する。

 都立足立新田高横を通過する。環状七号が走る新神谷橋を潜り引き続き左岸を進む。行き交う人は誰もいない。
右手に都民ゴルフ場の敷地が出てきた地点で、ようやく土手道に復帰したら、再びサイクリングやジョギング、ウオーキングを楽しむ人たちが目立ち始めた。

 青い新岩淵水門が見えてきて、新河岸川との合流点についた。隅田川の終点になる。

 水門を渡り、荒川知水資料館前を通過し、志茂橋で新河岸川を横断する。そのまま川沿いに西進し、左手の八雲神社にお参りし、本日の無事を感謝した。

 午後2時半過ぎに東京メトロ南北線・
赤羽岩淵駅から帰途につきました。

 隅田川の沿岸は、高層ビルや広大な公園に整備された地区と、昔ながらの住宅街・小工場街とに二分されていたと実感しました。(村谷 記)

                     このページのトップへ戻る

 コース
  
JR京浜東北線など・王子駅〜西福寺〜豊島橋〜新豊橋〜新田さくら公園〜新田橋〜新神谷橋〜新岩淵水門〜志茂橋(新河岸川を渡る)〜八雲神社〜東京メトロ南北線・赤羽岩淵駅)
     <歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間10分±α>

                      前のページへ  次のページへ



★2020年7月2日(木)「疫病退散祈願の水辺散歩・隅田川その4(豊島橋〜新岩淵水門)」