★2020年6月5日(金)「江東区内親水公園緑道散歩 その5(門前仲町駅〜大横川〜辰巳の森海浜公園〜新木場駅)」
<6月5日(金)疫病退散祈願の親水公園緑道散歩 江東区その5(門前仲町駅〜新木場駅)>
東京に初の真夏日予報が出た日、村谷は単独で午前10時半に東京メトロ東西線・都営大江戸線・門前仲町駅を出発した。
清澄通りを南下し、黒船橋で大横川に突き当たり右岸を右折する。前回は木場で中断していたので、隅田川との合流点まで行ってみることにした。
川面に長く盾落ちている桜の古木が、ちょうどよい日傘になってくれる。
たまにすれ違うのは単身の高齢男女数人程度。熱中症を予防するため、お互いに距離を保てる間はマスクを外す。
越中島橋、練兵衛橋まで来ると目の前が隅田川との閘門だ。練兵衛という珍しい橋の名前の由来は、越中島に調練場があった名残だという。
左岸を折り返して、黒船橋まで戻り、清澄通りを信号一つ分だけ南下し、左手の牡丹町通りに入る。
大横川から分水してほぼ並行する流れが古石場川親水公園として整備されている。江戸時代から今の地名にも残る牡丹の名所として、花の季節には訪れる人が絶えない。
今年もゴールデンウイーク前半には見事に大輪を咲かせていたのは確認済。
もう一つの名物であるアジサイが見ごろになってきていた。
平久橋で平久川に突き当たり、地上に上がり右折し、川沿いの散歩道を南下する。両側が高層マンションに囲まれ日陰がないが、川風がある分だけまだましだった。
すれ違う人は誰もいない。左手はイトーヨーカ堂などのビル群が出現。
雲雀橋で地上に上がり汐浜運河を、続く鴎橋で汐見運河を横断し、左折して三ツ目通りに入りさらに南下する。
八枝橋で東雲北運河を渡ると、左手に環境学習情報館 「えこっくる江東」があったので入館する。冷房が効いた館内の椅子に座って、うちわを使っていると正午のチャイムが聴こえてきた。
汗をぬぐい去ってから出発し、すぐ先の七枝橋で砂町運河を渡るとやがて左手に、広大な敷地の都立辰巳の森海浜公園が広がっていた。木陰で何組かが昼食休憩中だったので、大きな藤棚の下にあった木製ベンチに腰を下ろした。
フード付きの帽子を脱ぎ、背中のタオルを取り出し、靴を脱いで胡坐になる。缶チューハイの最初の一杯のうまさが、日増しに強まってくる。
ベビーチーズの塩気がありがたい。出がけに妻から渡された稲荷ずしも平らげたので、いつもの30分の休憩を上回ってしまう。
辰巳の森緑道公園に入り、ガクアジサイが咲く遊歩道を東進する。オリンピック用に新設された国際水泳場前を通過する。
がらんとしていて全く人影がない。
曙橋で曙運河とJR京葉線を通過し、夢の島公園に入った。頭上は緑の木々に覆われ、両側の白いアジサイは見ごろだった。
明治通りに突き当たり右折すると、JR京葉線・りんかい線・東京メトロ有楽町線・新木場駅にゴールイン。午後1時半、夏散歩を終えました。(村谷 記)
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コース
東京メトロ東西線など・門前仲町駅〜黒船橋〜大横川〜越中島橋〜黒船橋〜古石場川親水公園〜平久橋〜平久川〜雲雀橋〜えこっくる江東〜辰巳の森海浜公園〜辰巳の森緑道公園〜国際水泳場前〜夢の島公園〜東京メトロ有楽町線など・新木場駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
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