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★2020年5月18日(月)「江戸川区内の親水公園緑道散歩 その5(船堀駅)」

 村谷は、朝方来の雨がパラパラ程度の降りだったので、昨日に続き親水緑道歩きを行った。

 午前11時過ぎに
新小岩駅前バス停に着くと、すっかり小雨は上がっていたのでビニール傘は杖に変身。
バスで通ってきた平和橋通り(船堀街道)に沿って南下する。本日は曇天で涼しいため帽子とタオルは省略できてすっきりと歩ける。

 通りに面した左手にある魚三酒場新小岩店のガラス戸には「午後三時から午後八時まで営業中」(通常は午後四時から午後十時)とのビラが貼られていた。
 住宅街の曲がりくねった道を東側に抜けると、鹿骨街道との交差点に小松川境川親水公園の大きな案内版が立っている。
水源は新小岩付近にあって、江戸期には新川・小名木川に通じていた小松川境川は、特産物の小松菜などの野菜を供給する畑への農業用水路として盛んに使われていた。
 小名木川河口に住んでいた松尾芭蕉も次の句を残している。
  「秋に添うて 行かばや末は 小松川」

 やがて水運として利用されなくなり、昭和30年代以降は排水路になっていた。
その後、昭和57年に古川親水公園に続く日本で二番目の親水公園として約4キロの流れが復活した。

 境川橋へと歩き出す。遊歩道では自転車の通行が禁じられているため、流れのすぐ脇をゆっくりと歩くことができる上に、流れの両岸をつなぐ木橋がたくさん架けられているので選択の余地があるのが良い。

 流れの近くにベンチや小公園、トイレも充実していて、村谷がこれまで歩いた緑道の中でもトップレベルと認定した。
少し早めの昼食をとる家族連れ、お勤めの人、年金生活者に次々と遭遇する。

 二つの流れが合流する江戸川文化センター付近では最も設備が充実していて、休憩所もたっぷり。大きな藤棚の下に腰を下ろした。
ちょうど正午のチャイムを聞きながら缶チューハイを空ける。ベビーチーズをつまみにゆっくりする。

 飲み終えて歩き出すとすぐに平和橋通りに突き当たる。左手前にある新小岩厄除香取神社で疫病退散を祈願した。

 八蔵橋交差点を渡り再び小松川境川親水公園に入る。先ほどより人出は少なくなったものの、散歩ですれ違う人が続く。
荒川の上を走る首都高中央環状線の手前が終点の旧小松川閘門。その一部が都立大島小松川公園に保存されていて、YSC散歩時に見学したことがある。

 すぐ下流にボートレース江戸川があるが休業中。

 平和橋通りに戻り返して南下、午後1時過ぎに都営新宿線・
船堀駅にゴールインした。(村谷 記)

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 コース
  
JR総武線・新小岩駅〜小松川境川親水公園〜江戸川文化センター〜香取神社〜旧小松川閘門〜ボートレース江戸川〜都営新宿線・船堀駅
     <歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間20分±α>

   *江戸川区の親水緑道のページを参考に歩きました。

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