さんぽ

 本来ならば11時から社友会の定例懇親会が行われているはずだった5月第2土曜日。
村谷は、代わりに疫病退散祈願かたがた近場の盛り場である深川近辺の緊急事態宣言延長後の活動状態探査に出かけた。

 
門前仲町駅から地上に出て、深川不動尊の参道に向かう。入口すぐの左手にある老舗和菓子屋の伊勢屋本店の店頭には行列ができていて、店員さんの指示で距離を保ち、店舗内は一斉通行の矢印が表示されていた。

 門前仲町の地名の起こりになった永代寺から参拝を開始し、早期の疫病退散を祈り不動尊の参道を進む。
両側の老舗商店の過半数が営業中で、それなりの人出だ。焼肉屋さんでは若者たち数組が昼酒中。
続いて深川不動堂に参拝。境内にはまだ立ち入りできないので、正面の賽銭箱しか利用できない。

 右手横すぐが深川公園。ボールなどのスポーツ器具を使い、何組もの家族連れが遊んでいた。

 左手の富岡八幡宮は省略して参道を西側に右折する。参道沿いにあって魚三酒場と並ぶ人気の居酒屋「だるま」は、7日(木)から営業を再開していて、「酒類のご注文は午後7時まで・閉店は午後8時」ということだったので、活動範囲が広げられそう。
なお、お勘定は美人姉妹の顔代金分だけ割高で魚三酒場の5割増しですのでご注意ください。

 清澄通りに出て北上する。買い物客で相変わらず込み合う赤札堂先で左折し、高速を潜り抜けると元木塲(江戸時代の最初に作られた木塲)に作られた細長い亀堀公園。ここも家族連れで込み合っている。

 清澄橋仙台堀川を渡り、清澄公園に入る。広い園内にはいくつものテントやシートが敷設されていて、のんびりと週末の午後を楽しむ家族連れや友人仲間、恋人たち?で占拠されていた。
ようやく片隅に木のベンチを発見したので着席する。シークワーサー味のチューハイロング缶を開けて、最近凝っているベビーチーズをつまみながら買い置きしていた文庫本を読みふけった。日差しが弱くやや肌寒いので、酔いが回らない。

 公園を出て北上し、深川稲荷神社に参拝してから萬年橋小名木川を渡る。昨秋に加瀬兄のご案内で、クルージングしたことを思い出す。

 さらに北上し、深川神明宮でもお願いしてから清澄通りに戻る。元祖カレーパンが売り物の「カトレア」前の行列に並び、午後3時焼き上がりのカレーパン2個(税込475円)を購入し、
森下駅から帰途につきました。

 ここ深川では、店舗の営業状態や人出からみて着実に活動が回復しつつあると判断した次第です。(村谷 記)

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 コース
  
都営新宿線など・門前仲町駅〜永代寺〜深川不動尊〜亀堀公園〜清澄公園〜深川稲荷〜深川神明宮〜東京メトロ東西線など・森下駅
     <歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間20分±α>

    ※「江東おでかけ情報局」の観光マップを参考に歩きました。

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★2020年5月9日(土)「疫病除け祈願、深川散歩(門前仲町駅〜森下駅)」