<5月5日(火)疫病退散祈願の日本橋七福神巡り>
東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅を地上に出た先にある十思公園に集合したのは、田幸&村谷の2人。
小伝馬町交差点で江戸通りを横断し、人形町通りと並行する裏道を南下する。日差しがまるで初夏のように照りつけてくるので、「最低7割、極力8割日陰」を目標にして歩き始める。
最初に訪れたのは椙森神社(恵比寿神)。正月とは打って変った無人の境内で、まずはじっくりと疫病退散のお願いをした。
本日は野外での昼食なしにつき、浜町公園行きは省略することとしてそのまま南下、突き当りの金座通りを右折、小網神社(福禄寿)に参拝した。
都内の神社ではすべての行事は見送っているようだが、正面の拝殿のなかではお宮参りのご祈祷が行われていた。
続いて路地伝いに魚久水天宮店のそばにある茶ノ木神社(布袋尊)に参拝する。狭い境内にある木陰で一息入れた。
そのまま道沿いに南下し新大橋通りに出て左折、人形町通りとの交差点に着くと、角の御菓子舗「三原堂本店」に長い行列ができていた。
本日は端午の節句、子供の日を祝うために柏餅を求める祖父母や両親たちのようだった。
交差点を渡って水天宮(弁財天)に入ると、ここにはさすがに数組の参拝客がいた。まだよちよち歩きもままならないような幼児を抱えたなかなか美貌の母親を、長髪で細身な父親が何回もポーズを求めて撮影中。主役の赤ちゃんは飽きたらしく盛んによそ見をしていたが、熱心な父親の撮影はわれらが参拝を終えて階段を下りるまで続いていた。
そろそろ昼時なので、ロイヤルパークホテルのすぐそばにある蛎殻町公園に入った。たっぷりと緑陰が広がり、強い日差しを遮ってくれていて、ビルの谷間にある絶好のロケーション。大勢の家族づれがジャングルジムやブランコ、砂場で遊んでいた。滑り台は閉鎖中だったが、ジャングルジムやブランコなどの遊具や砂場が解禁されているのは都立公園や江戸川区ではあまり見かけない風景。
われらは木陰のベンチに腰を下ろして、缶ビール&缶チューハイで乾杯、汗がどっと引いていく。甘いチョコレートやコクのあるチーズがよく合う。
直近のお互いの散歩実績や今後の行動計画などを開陳して小30分の休憩を終えた。
大門通りを北上して、新大橋通りを横断する。
右手にある松島神社(大国神)に参拝し、さらに北上して甘酒横丁を右折する。右角にある有名店酒の店「笹新」は休業中だったが、横丁の両側に並ぶ店の開店度合いは5〜6割程度。
緑道を超えた先からは明治座通りと名前が変わり、すぐに左折して笠間稲荷神社(寿老神)に参拝した。
そこからは少し西側に戻って本日七番目の末廣神社(毘沙門天)に参拝する。
人形町交差点に出て、おいしそうなもつ焼き店の隣にある毎度おなじみの日高屋人形町店に入った。もう12時半だが店内は孤食数人だけでがらんとしている。窓の最上部はすべて開けてある。
ベトナム女性の「お好きな場所へどうぞ」との流ちょうな日本語に従って、最奥の4人席に座った。まずは生ビールで乾杯し、定番の餃子・煮卵・レバニラ炒め単品で本日の七福神歩きを締めくくった。
人形町駅はすぐだったが、家庭内のソーシャルディスタンスを長く保つために、茅場町まで歩くことで一致、人形町通りを南下する。
甘酒横丁との角にある親子丼の、行列ができる店「玉ひで」に向かうと、塀に「お持ち帰り用1,500円」との張り紙が出ていた。
蛎殻町交差点を横断し、鎧橋で日本橋川を渡り、多くのビルが改築されて新しいビル街に変身した兜町を抜けて、茅場町駅にゴールイン。
今日は立夏、初夏を思わせる青空の下の1万歩 歩きを締めました。(村谷 記)
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コース
東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅〜椙森神社〜小網神社〜茶ノ木神社〜水天宮〜蛎殻町公園〜松島神社〜笠間稲荷神社〜末廣神社〜人形町駅〜銀杏八幡宮・銀杏稲荷神社〜東京メトロ日比谷線、東西線・茅場町駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
*日本橋七福神めぐり「巡拝地図」を参照して歩きました。
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★2020年5月5日(火・祝)「疫病除け祈願、日本橋七福神巡り」