<1月11日(土)東海七福神のうち五福神巡り(品川駅〜青物横丁駅)>
曇天・微風の品川駅高輪口、京急改札前に集合したのは滝澤・左近・小林・百石・田幸・村谷・山内の7人。
昭和の時代を知る面々にとっては、外国人観光客中心に行き交う人の数が様変わりの駅前風景に今更ながら驚くばかりだが、ニリア開通後は想像すらできない。
先週の箱根駅伝と同じく第一京浜を西進する。途中のコンビニでツマミ調整を忘れない。
八ツ山橋を渡って、京急の線路を跨ぎ越えて、旧東海道 ・ 品川宿に入る。
田幸が現役時代に通った船宿が健在なのを確認し、大正時代創建と思われる銅板ふきの壁が残る建物前の交差点からは、昔ながらの道幅の街道が出現した。
街道の右手に赤い「東海七福神」の幟が見えてきて、一心寺(寿老人)の門前に外まではみ出す行列があった。
門前で記念撮影し 遙拝、街道の北側にある養願寺(布袋尊)に参拝する。
小路を抜けると、北馬場北口通りの参道に出る。それを右折し、北品川3丁目交差点で第一京浜を横断した正面が、品川神社(大黒天)の門前。
急な階段を上がり、途中から左折して品川富士塚を登頂する。結構な傾斜なので、江戸時代はくっきりと富士山が望めたはずだった。
境内に降り立つと、まだ新たな年のお願いなどを行う参拝客が少なくない。元日から十五日までは東海七福神巡りができるとの表示が出ていた。
昼食までは時間の余裕があるので、神社奥殿の裏側にある板垣退助の墓に立ち寄った。熱い思いで幕末から維新まで駆け抜けた英傑の一人の思いを改めて確認した。
再び南下し、旧街道を横断、品川宿本陣跡に整備された聖跡公園に入り、広い敷地の一角にシートを広げて、昼食休憩とした。
新年を寿いで乾杯すると、雲間から日差しが出てきて、今年もよい一年になりそうだ。
例によってお酒にぴったりのツマミが勢ぞろい。中でも左近夫人がお手製の鶏肉と大根の煮込みは今年もまた大好評だ。
滝澤が微妙な気温の変化に即応した燗酒を4回にわたって提供してくれたので、さしもの贅沢なおかずもなくなってしまった。
参拝客で込み合う荏原神社(恵比須)にお参りして、真っ赤な鎮守橋で目黒川を渡り、海徳寺にも立ち寄った。
世界の王貞治選手が病に悩む14歳の少年のために約束を果たしたというホームラン地蔵は、今も健在だった。
また、境内には鮮やかなノボタンのような赤紫色の花を付けた樹や、リンゴを枝に刺した木があった。
旧街道に復帰し、ジュネーブ平和通を横断した先の右手から品川寺(毘沙門天)の広い境内に入る。本日五ヶ所目の福神にお参りして、残る 天祖・諏訪神社(福禄寿) と 磐井神社(弁財天)は訪問せずに打ち止めとした。
街道右手にある新鮮な魚介類の安売りで有名な魚富士にも立ち寄り、山内が本日の夕食用に大ぶりな牡蠣を購入した。
青物横丁駅前の日高屋の2階で軽いつまみを注文し、七福神のうち五福神巡りを締めました。(村谷 記)
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コース
京浜急行線の品川駅1階改札前〜第一京浜を南下〜八ツ山橋〜旧東海道品川宿に入る〜一心寺〜養願寺〜品海公園〜第一京浜を横断〜品川神社・板垣退助の墓〜荏原神社〜聖蹟公園(品川本陣跡)〜旧東海道に復帰〜海徳寺〜品川寺〜京浜急行線・青物横丁駅
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
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※本日行われた台湾総統選挙の結果、現職の蔡英文氏が再選されました。
★2020年1月11日(土)「東海七福神のうち五福神巡り(品川駅〜青物横丁駅)」