さんぽ

★2018年3月24日(土)「石神井川の桜花鑑賞散歩(板橋駅〜王子駅)」

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 雲はあるが日差しもある絶好の花見日和、靖国神社の染井吉野桜の基準木が満開になった日の朝、板橋駅東口前広場に菅野・滝澤・山岡・小林・田幸・清水・村谷・山内の8名が集まった。

 まずは駅前広場のすぐ前にある近藤勇墓所と新選組諸隊士供養塔に参る。

 
旧中山道と現中山道を越えて、緩やかな坂道を下る。
東京国際フランス学園の綺麗な建物があった。北区・滝野川に?との疑問が湧いたが、事情があるのでしょう。

 
観音橋から石神井川右岸の遊歩道に入る。かつて滝が注いでいたという松橋弁財天洞窟跡に行くとベンチの上に何やら干している。見ると 土筆 でした。

 音無けやき緑地に入る。
石神井川は、紀州の音無川に似ていることから徳川八代将軍吉宗の命名により、別名・音無川とも呼ばれてきた。

 桜並木が続くようになり、遊歩道を散策する花見の人々大勢とすれ違う。

 頼朝が奥州征伐に際して布陣した地とされる金剛寺  (紅葉寺) で本日の無事を願い、村谷が選定してくれていた昼食場所目指して
紅葉橋を渡る

 満開の大きな
の木が2本ある無人の王子本町公園に入り、桜花を望めるベンチの前にシートを広げ、持ち寄りのオカズを広げる。
 地上では、石神井川にもいたハクセキレイが尻尾をぴょこぴょこしながら忙しく動き回り、樹上からはウグイスのホーホケキョにならない下手な鳴き声が聞こえてきて、ちょっと得した気分。
 久しぶりに参加の菅野を中心に話が弾み、1時間経過。食べ飲みつくして、石神井川に復帰した。

 その先に流れが巾着田のように蛇行していた部分が遊歩道になっているさくら緑地があったが、上から覗いて通過。
すぐ横に建つ正受院(赤ちゃん寺)にも立ち寄らず、音無橋の手前に行くと、右手に
並木があるのをみつけた山岡から「行ってみよう」との提案があり、桜並木の入口に行ってみると「醸造試験所跡公園」と。

 100mほどの桜並木を抜けるとレンガ造りの建物があり、その前にベンチが点在する芝生の公園が広がりレンガづくりの綺麗なトイレがあった。

 
国指定重要文化財(建造物)旧醸造試験所第一工場(旧・酒類総合研究所)の建物(「墳丘からの眺め」さんのページ)の前に「矢部規矩治」の像と説明板があるが金網フェンスに邪魔されて近眼兼老眼の我には読めない。
醸造に関係した人だろうと推測したが知っている者はいない。
 帰宅してネットで調べてみると、『明治28年(1895年)に矢部規矩治(やべ きくじ)博士によって初めて清酒酵母「サッカロマイセス・サケ」が報告されました。』とか『「納豆発酵中の化学変化について研究を続け桿菌1種と球菌3種を発見した」』との記事がありました。

 音無橋際から水辺に続く階段を下ると音無親水公園
花見の人々が大勢。

 
大イチョウの下の石段を登って、「元准勅祭社 東京十社 北方守護」の王子神社に入る。友人諸氏のご快癒をお祈りし、表参道から退出する。

 随所に古い佇まいが残る
音無橋を渡り、明治通りに沿って、今日 小池東京都知事が桜花鑑賞で乗った 東京さくらトラム記念号  「Tokyo Sakura Tram」の飛鳥山停留所方面に進み、歩道橋の先、明治通り=都電の軌道を渡って左折、本郷通りを渡って、徳川吉宗の命で江戸庶民の娯楽の一つとして桜の木々が植えられた名所、満開の桜と群がる人々が見える飛鳥山公園に入る。

 木々の下にシートを広げ宴会中のグループを観察しながら、味処「飛鳥山さくら亭」横のテーブル付きベンチが置いてあるデッキに行き、子鉄ちゃんたちと一緒に新幹線・京浜東北線・湘南新宿ラインなどが並走する光景を楽しんだ。

 飛鳥山モノレール(あすかパークレール)「アスカルゴ」の山頂乗り場に行くと長蛇の列につき階段で
明治通りに降り立つ。
「アスカルゴ」の下の乗り場にも長い列。

 
王子駅前にある「王子名物大衆割烹・半平」に繰り込み、ホッピー・生ビールで乾杯、芋焼酎「赤霧島」を2本と「辛くない やきとり」・「キツネ焼き」・「王子の玉子焼き」「鰻の肝串」「冷トマト」「松前漬け」「漬け物盛り合わせ」などを頼んで花見さんぽを打ち上げました。

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 コース
   
JR埼京線・板橋駅東口(滝野川口)〜近藤勇と新撰組隊士供養塔〜観音橋(石神井川)〜金剛寺〜王子本町公園〜醸造試験所跡公園〜音無親水公園〜王子神社〜飛鳥山公園〜JR京浜東北線・王子駅
     <歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間50分±α>

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※北区観光ガイドマップ・王子エリアを参照して歩きました。