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★2018年3月13日(火)「高田馬場散歩」

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<3月13日(火)高田馬場周辺の陽春散歩(高田馬場駅から周遊)>

 晴天微風の
高田馬場駅・早稲田口付近に集合したのは、滝澤・田幸・百石・高瀬・村谷の5人。歴史ある旧跡と文学の薫りが漂う学生街を満喫するべく出発。

 まずはBIG BOX東側の飲食店が立ち並ぶバス通りを南下し、
諏訪通りに出て左折。

 真言宗豊山派の名刹・
玄国寺(「猫の足あと」さんのページ)に本日最初の参拝、境内の梅の花はほとんど散っていたが、これから見ごろを迎える枝垂れ桜が数本、半月後が見ごろだろう。

 続いて、隣接する諏訪神社に参拝。源頼朝が奥州征伐の勝利祈願を行い、そのお礼に社殿を創設したという古刹で、当地の地名の由来となっている。

 諏訪町交差点で
明治通りを横断し、旧西早稲田クラブの建物跡に足を延ばすと、今年11月末をめどの解体作業中だった。

 学習院女子大学前を通過し、戸山公園に入る。平日とあってすれ違う人は少ない。
急な階段を駆け上って、23区内で最高峰の箱根山(標高44.6m)に向かい、久々に頂上を征服した。
 まばらな木立の間からは、新宿駅南口から西口方面の高層ビルが垣間見えたが、富士山の遠望は到底無理だった。

 戸山公園から
早稲田通りに出て、穴八幡宮に参拝する。村谷は一昨日を含めて今年で3回目の訪問となるが、すがすがしい。

 東京メトロ東西線・
早稲田駅の先、高田馬場の決闘前に堀部安兵衛が立ち寄り酒を飲んだ小倉屋の横にある夏目漱石誕生の地碑を確認する。
 わが国でも最も愛された文学者の一人だが、生誕も逝去も当地だった。

 頃合いもよいので、少し先のコンビニでいつものつまみ調整の買い物を行い、鶴巻南公園に入り、日差しが避けられる大きな木の下にシートを広げた。

 まずは、乾杯。まぢかに迫ったさくら鑑賞、盛夏の信州旅行、秋のタイツアーなど話題はいっぱい。数々のつまみを滝澤手練のやや熱燗で平らげた。

 漱石公園に移動する。広々していた公園の一角に漱石山房記念館が完成していた。
猫塚に参り、道草庵に入る。わずか49年の生涯で、いかに多くの人たちとの交友ができ、日本文化に貢した偉人だったのかを確認してから退出した。

 
外苑東通りに出て新目白通りを横切り、神田川に出て大滝橋を渡ると江戸川公園。ここでは年度末恒例の?工事中。
椿山荘 冠木門前、関口芭蕉庵前を通過し、肥後細川庭園(旧称:新江戸川公園)に入る。
 池の畔の松の木はお役が済んだ雪吊りを纏っていた。

 文京区から豊島区と新宿区が入り組む川畔の桜並木の道を進み、豊橋を渡り、都電荒川線
早稲田駅前に着くと折り返しの三ノ輪行きの電車が停車中。

 新目白通りと別れて、左手の甘泉園公園で最後の休憩。水と緑のコラボレーションが美しい。ここでも松の木は雪吊りを施されていた。

 新目白通りに復帰し、
明治通りを横断し、旧事務センター&旧高田馬場第二ビルが健在なのを確認してから、高田馬場駅に帰着し、おなじみの日高屋に入店、定番のつまみで締めました。(村谷 記)

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 コース
   
JR山手線ほか・高田馬場駅早稲田口〜玄國寺〜諏訪神社〜戸山公園、箱根山〜穴八幡宮〜夏目漱石誕生の地〜鶴巻南公園〜夏目漱石終焉の地〜神田川〜江戸川公園〜肥後細川庭園(旧称:新江戸川公園)〜都電早稲田駅前〜甘泉園公園〜高田馬場駅
     <歩行距離:7km±α、歩行時間:2時間±α>

   ※西武グループ・探索散歩「高田馬場」を参照して歩きました。
     ⇒現在はサイトが閉鎖されています。

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