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★2017年4月4日(火)「大岡川の桜鑑賞散歩(弘明寺駅〜桜木町駅)」

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 二十四節気の清明の日にふさわしい快晴の京急本線・弘明寺駅改札前に、次々に降りてくる老年男女の花見客とともに、滝澤・野呂・田幸・山岡・村谷・山内の6人が集合した。

 まずは隣接する 弘明寺公園 に向かう立派な木の階段を登る。当地区の最高地点で、横浜ベイエリアを一望できるこれまた立派な展望台が聳え立つ。
 花見客の中でも体力・脚力に自信のある面々が10数人先着していた展望台の最上部に登り、ランドマーク方面の眺望を楽しんだ。
園内の
ソメイヨシノはまだ5分咲き程度、コブシが咲き残っていた。

 この公園の敷地内には図書館があり津波の際の避難場所になっていたが、階段を登ってくるには体力が必要と一同一致した。
急な階段を降りて駅名に由来する 弘明寺 に裏から入る。
平安期創設の横浜最古の寺院で、本尊の十一面観音立像は国の重要文化財に指定されている。境内は信心深い老人たちで込み合っていたが、われらは本日の無事を祈って退出した。

 旧鎌倉街道沿いの横浜市営地下鉄ブルーライン・弘明寺駅まで続く長い 商店街 
観音通りとして知られていて、花見客を当て込んだセールが展開中。
おいしそうな焼き鳥も売られていたが、持参のつまみ類と競合するので購入は見送った。

 
観音橋 両岸に桜並木が続く大岡川プロムナード に出ると、早くも花見客で一杯、上野公園並みの人出だった。

 700本あるという
ソメイヨシノはまだ3〜5分咲きだったが、本牧公園に原木 がある 横浜緋桜  神代曙桜  陽光桜 などが満開中。
  …2013年3月19日に本牧公園で横浜緋桜を鑑賞しました。

 大岡川 沿いの右岸にはずらりと露店が営業中で品ぞろえも豊富だ。
 山岡が思わず大振りなイカゲソ(500円)を購入し、炭火で焙ってもらう。

 川沿いには狭いながらもシートを広げて花見ができるスペースが続いていて、ちゃっかりと宴会中のグループが目立つ。目黒川や神田川よりも環境が整っている。
足元にはライトアップ用の点灯機器が設置されていて、 さくら祭り 最終日の9日(日)までの毎晩楽しめるという。

 環状1号線と交差する
観音橋で一旦露店の列が途絶えたので、歩きやすくなった。
清水橋の対岸に広大なグラウンドを有する市立横浜商業高校(Y校)の校舎が広がる。

 その先の横須賀横浜道路狩場線手前の広々した 蒔田公園 で昼食休憩とする。ほぼ
8分咲きの桜の木の下の芝生は花見客で込み合ってはいたが、山岡が目ざとく発見したスペースにシートを広げて宴会場所を確保する。
まずは持参の大小の日本酒カップをいつも絶妙のヌル燗に仕上げてくれる滝澤に提供してから、缶ビール&缶チューハイで乾杯する。爽やかな春風と共にに心地よく喉を染み通る。

 4種類の肉類は村谷が炒め、果物から漬物までの数々のつまみ類を堪能しながら大1時間の花見の宴を楽しんだ。
頭上&眼前の桜はこの間にどんどん花びらを広げていくのが感じられる。

 何とか食べ物や飲み物を片付けて後半戦に突入する。
横須賀街道を
一本橋で超えた先から再び露店が出てきて、日ノ出町付近まで展開していたが、着座するスペースが少ないのがやや不満か?

 川面には お花見クルーズ など大小の船が行き交い、ほぼ満席だった(これも9日までらしい)。

 
長者橋で大岡川から離れて日乃出町交差点に向かう。広々した平戸桜木道路の一本裏通りを桜木町方面に進む。
選り取り見取りの野毛の飲み屋街が左右に続出するが、時間が早くまた競馬開催日でもないためひっそりとしていた。

 
桜木町駅前の 桜木町ぴおシティ 地下2階の商店街に下り、一番人気で込み合っている 「はなみち」 に入店し、先客の方々にスペースを融通していただき、体を斜めにしながら焼酎が非常に濃いウーロンハイで乾杯、300円とは思えないマグロやカンパチ、ホタルイカ、アナゴなど超格安で新鮮なつまみを堪能して花見散歩を締めました。(村谷 記)

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 コース
   
京急本線・弘明寺駅〜弘明寺公園〜弘明寺〜横浜弘明寺商店街、観音通り〜観音橋(大岡川)〜鶴巻橋(環状1号線を横断)〜蒔田橋〜清水橋〜蒔田公園〜蒔田公園橋〜黄金町駅横〜大岡川〜日ノ出町駅前〜野毛桜通〜JR根岸線・桜木町駅
     <歩行距離:6km±α、歩行時間:1時間40分±α>

   ※「大岡川桜まつり・弘明寺エリア&日ノ出町エリア」
(「きになるきにする」さんのページ)を参照して歩きました。

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