快晴微風の小田急小田原線・新松田駅改札前は河津桜&菜の花観賞に訪れた中高 年客で溢れかえっていた。
駅構内からもよく見える富士山は、雲一つない絶景だ。
我ら4人=滝澤・山岡・清水・村谷は、バスには振り向きもせずに北進、JR御 殿場線の高架を潜って
国道246号線 ・
新松田駅入り口交差点を横断し、広大な敷地の
延命寺 の境内に入る。
紅白の梅や枝垂れ桜があちこちに点在し、頭上を走る東名高速を跨ぎ超える都内では考えられない規模の墓地を有している。
本日の無事をお願いしてから、いったん山道に入ると冬桜や河津桜が両側に広がっていて、強くはないがしっかりした香りを提供してくれる。
急斜面を登り返して、
河津桜 が群生する
西平畑公園 への道へ合流すると、大勢の花見客で大賑わい。
右手には今年から新設された
あぐりパーク嵯峨山苑 の菜の花祭り会場の案内があったが、入場料300円は高い?かもと省略して、いつもの散策路を選択した。
駅構内で入手した
第19回まつだ桜まつり のパンフレットのよれば、2月11日(土)から3月12日(日)までが祭りの開催期間のはずだが、
菜の花はほとんど散り落ちていて、
河津桜も花は華やかに残ってはいたが、その色は小野小町が嘆いた状態に近くなっていた。
足の踏み場はあるが、腰の下し場がないほどの混雑ぶりで、このまま坂を登って行ってもシートを広げる場所など見つからないと判断して、幸いピストン輸送されているバスに乗車して、一路
酒匂川 の河川敷に転進する。
正午のチャイムが高らかに響き渡った。
広々した河川敷の北岸は、花見客の車で満杯だが、対岸はガラガラなので十文字橋を渡り、自動車学校の脇から河原に降り立った。
振り向くと先ほど登りつめた松田山の桃色と緑色の絨毯がくっきり。その先の山稜からは次々にハングライダーが青空に飛び立っていく。
左手の箱根の山々は、かつて登った金時山・矢倉岳・明星山・明神岳・神山がくっきりと絶好のロケーション。
まずはきりきりと冷えたチューハイなどで乾杯。続いてハム焼き・おでん鍋・鶏肉カレー炒め・生ハム&チーズクラッカーなどやや軽めのツマミを食しながら、来月&再来月の桜観賞、5月のベトナム旅行、7月末の信州ツアーなど遊びの日程で話題は尽きない。山岡&村谷は日ごろカラオケでお世話になっている船村徹先生のご冥福もお祈りした。
食後はさらに河原を南進し、頭上を周遊するハングライダーの見事な着地ぶりをしっかりと確認してから、再び十文字橋を渡り返して、寒田神社で本日の無事を感謝しつつ、ロマンス通りと東進し、新松田駅前にゴールイン。
前回お世話になった焼き鳥屋・寿が開いていなかったので、電車に乗って町田駅に移動する。
何軒かを逍遥したのち、折よく午後3時開店のシャッターを開けた若き店長と視線があったので、とんとんとんに入店した。
地元女子第4年生という元気で少しぽっちゃりすぎるお嬢さんに、ホッピーセットを皮切りに次々に注文、おいしく楽しい打ち上げを済ませて散会しました。(村谷 記)
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コース
小田急線・新松田駅〜JR御殿場線・松田駅東側〜延命寺〜東名高速を潜る〜西平畑公園〜松田山ハーブガーデン〜西平畑公園〜河南沢交差点〜新十文字橋(酒匂川)〜十文字橋〜新松田駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:2時間±α>
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