★2016年12月20日(火)「向島の寺社巡り(東向島駅〜浅草駅)」
一粒万倍日、さんぽ日和の朝、東向島駅にYSCさんぽ初参加の野呂・1ケ月ぶりの滝澤・百石・山岡・田幸・村谷が集まった。
当駅はかつて 玉の井(「レトロな風景を訪ねて」さんのページ)と呼ばれた 花街 の最寄り駅だが、今は普通の下町。
それでも創業から76周年のおかきの名店・ 坂本せん餅 などの老舗が残る。
駅の隣に 東武博物館 があるがここはパスして、前に置かれている特急「けごん」と一緒に記念撮影し、鬼怒川温泉や日光に旅したことを懐かしむ。
明治通りを渡って夫々65歳以上=70円、うち大人の休日クラブ会員は50円の入園料を払って 隅田川七福神・福禄寿尊の向島百花園 に入る。
無添加の甘酒を楽しむ風流なグループが先着していた。
狭い園庭に咲いているのはサザンカとツワブキくらいで、葉萩のトンネルは枯れ枝が巻き付いている風情。
イロハモミジの散り残りの赤い葉を愛で、 御成座敷 の前にきれいな枯れススキがあったので写真を1枚撮って退園。
今日は 隅田川七福神 のうち、遠方のため省略した 毘沙門天の多門寺 以外の六福神も巡る。
ということで、路地裏伝いに 隅田川七福神・寿老神の白鬚神社 に参る。
名前から連想されるように寿老人が祭られている。社殿の両側にある狛犬は江戸期に創建された見事な彫刻入りで、寄進者が懐石料理の老舗・八百善の主と、吉原で隆盛を誇った郭の主人ということで納得。
墨堤通りに出て南下、アサヒビールの広々した配送センターの先には、隅田川沿いに走る首都高向島線への出入り口があった。
「志”満ん(じまん)草餅」 や 「言問団子」 の店の前を通り、信号を渡ると「長命寺さくら餅」手前の小公園(墨田公園の一部)に「十月桜」と「冬桜」(「ぷらっとくんのブログ」さんのページ)が並んで咲いていたのでここでも写真を1枚撮った。
隣接の 隅田川七福神・弁財天の長命寺 に詣でると、境内に併設の幼稚園の児童のお迎えに来た若い母親たちでいっぱい。
熱気に圧倒されて外に出て、隣接する 隅田川七福神・布袋尊の弘福寺 に詣で、割烹料理屋が点在する通りを南下し 隅田川七福神・恵比寿神&大国神の三囲神社に参る。
ここから隅田川堤に上がり言問橋の東詰めで言問通りを渡り、 牛嶋神社 (「体験ジャパン」さんのページ)に参拝。東京スカイツリーの勇姿を楽しみながらの昼食にしようと 隅田公園 の落ち葉の上にシートを広げる。
風がなく穏やかな日差しに感謝し、近況と年末年始の予定を交換し合う。
山岡が仕入れ、昨日から日本酒に浸けてきてくれた鮭とばや持ち寄りの肉製品を村谷が炙り、滝澤が熱燗づくりで初参加の野呂を中心に話はあちこちとびとびとびで小1時間。
受付で展望フロア訪問の許可をいただき、 墨田区役所の14階 、観光課などのオフィスの真ん中を通してもらい休憩室?で、眼下にはゆっくりと流れる隅田川、正面に大きく聳える 東京スカイツリー の絶景を堪能した。
2階の西側から出ると、 勝 海舟の銅像 前。写真を撮って吾妻橋際に行くと、浅草側の水上バス乗り場前に 「ヒミコ」 と 「ホタルナ」 がツーショット。
吾妻橋を渡って、東京スカイツリーをバックに外人観光客がスマホをかざしていたので、我らもそれに倣おうと5人が並んでいると、大和なでしこ2人組が6人全員で撮ってくれた。ありがとう。
東武・浅草駅前から 仲見世通り へ、外人さんが和服を着て歩いている姿がちらほら。
浅草寺 で本日の無事と好天のお礼を申し上げ、西参道から六区方面に向かう。
かつてのさびれた面影は一掃されて、洒落た商店街に変貌していた。
ロック座 や 浅草演芸ホール の出演者を確認しながら「日高屋 浅草ROX前店」に落ち着き、生ビール・サワー・ホッピーセットを餃子や野菜炒めなどでいただき締めました。
明日は冬至。(田幸+村谷 記)
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コース
東武スカイツリーライン・東向島駅〜向島百花園〜白髭神社〜隅田川緑道公園〜長命寺〜弘福寺〜三囲神社〜牛嶋神社〜隅田公園〜墨田区役所〜吾妻橋〜東京メトロ銀座線など・浅草駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
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