ホームへ

★2016年8月30日(火)「さいたま市、文化芸術ルート(与野本町駅〜北与野駅)」

 本日夕刻、台風の統計が始まった1951年以降では初めて東北の太平洋側に上陸(追記:岩手県大船渡市付近)するという、19日に八丈島付近で生まれ、南大東島付近にまで南下し、Uターンして八丈島東方海上を迷走台風10号が北上中の朝、JR埼京線・与野本町駅改札前に、田幸・村谷の2人が集合した。
本日は距離も短いため、昼食は打ち上げを兼ねることで合意して出発。

 西口から出てすぐの、与野本町駅前公園を少し南下する。
園内には新宮晋氏作の動く彫刻 「太陽の神話」(「microcosmos Z―彫刻の世界」さんのページ)などのオブジェがあるが、抽象的過ぎてやや理解を超える。
公園のはずれから右折してたつみ通りを西進する。

 道の左手に広大な敷地を有する与野西中学校の正門横には、隣接する 「彩の国さいたま芸術劇場」 に出演した名優たちの 手形入りサインのレリーフが飾られていて、最先頭は蜷川幸雄氏だ。

 信号を横断した目の前の芸術劇場は、 台風襲来?の日かつ平日の午前中とあって人影は全くない。
芸術劇場前交差点を横断し、本町通を北上、二叉路の又の部分にあった 庚申堂(「咲いた万歩のまち歩き」さんのページ)にお参りする。

 さらに進むと広大な墓地を有する 円乗院(「OFFICE SOME」さんのページ)
鎌倉期の武将・畠山重忠が創建したものを移設したと伝えられ樹齢300年の 「千代桜」 が有名だ。
 本堂が改築中のため外からお参りして進む。

 続いて左手の 与野公園 に立ち寄る。300本のソメイヨシノや、170種類3,000株の バラの名所 だ。
先ほどの円乗院と並ぶ 与野七福神 である 天祖神社(「猫の足あと」さんのページ) に参拝し、カルガモや黒鯉が泳ぎ亀が甲羅干ししている 弁天池 に下り武州与野銭洗い弁天に詣で、北側の出入り口を出てすぐ向かい、ここも七福神の一つ  御嶽神社(「神社ぐだぐだ参拝録」さんのページ)に参拝した。
 青空が広がってきたようだ。

 本町西1丁目交差点で 本町通 に戻りさらに北上する。
道の両側には幕末から明治・大正期にかけて建てられた 蔵造り住宅 が点在していて、そのうちの一部は梅林堂などの店屋になっている。
 与野高校入口交差点を右折して東進、 鴻沼川 を西谷橋で渡る。両岸の桜並木はなかなか見事だ。

 東北・上越新幹線と埼京線を潜り抜けて、本町通に出た法務局前交差点横に手ごろなベンチがあったので休憩とする。
持ち越しの「大辛な柿の種」をつまみに缶ビールを取り出す。かなり汗をかいていたので旨い。

 日差しにつられて頭上の木の葉を住処にしている芋虫が、地面近くまで糸を長く伸ばしてきて日向ぼっこをしていた。
線路沿いに整備された公園を進むと、北与野駅そばのガード下で サイゼリヤ を発見したので思わず吸い込まれてしまう。

 パスタとピザを注文し、生ビールや赤ワインのデキャンタで美味しくいただき、本日の歩きを締めました。(村谷 記)

                     このページのトップへ戻る

 コース
  
JR埼京線・与野本町駅〜与野本町駅前公園〜彩の国さいたま芸術劇場前〜円乗院〜与野公園〜天祖神社〜御嶽神社〜蔵造り住宅街〜JR埼京線・北与野駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間20分±α>

                      前のページへ  次のページへ


さんぽ

 ※さいたま市内半日観光ルートのうち、
  「文化芸術ルートを参照して歩きました。

 ※このコースは、2014年3月4日にも歩きました。

 ※与野七福神めぐりは、2016年2月9日に歩きました。
 ※与野七福神めぐりは、2009年8月4日にも歩きました。