<与野新八景からさいたま新都心へ>

 雨から曇りに予報が変わった京浜東北線・
北浦和駅
改札口に集合したのは、田の草取りを終えて久々参加の滝澤はじめ、左近・百石・山岡・田幸・江湖・村谷の7名。

 南口階段直下のコンビニで昼食の買い足しを行い、いざ出発。
国道17号線を横断し、左手にある北浦和公園へ入る。涼しげに吹き上がる音楽付きの噴水の前で記念撮影。すっかり濃くなった緑一杯の小道を西に向かう。
 彫刻の広場があったが、手入れが行き届かない草ぼうぼうでは、埼玉一の文化都市に相応しくないとのコメント。

 埼大通りへ出て
ケヤキ並木を少し歩いてから、最初の訪問地・弘法尊院に向かうが、全く表示がなくナビゲーター泣かせだ。
自転車で買い物に行く30代と思しき主婦からやっと道を聴きだして到着。
弘法大師が草庵を結び教えを広めた場所だそうだが、本堂などの設備も寂しくやや期待はずれ。
二度栗山の別名に似つかわしく、大きな
栗の木
が聳え立っていた。

 続いて緩やかな坂道を下って、
弁天様の絵看板の横を通過、鈴谷地区を西に向かう。

 
埼京線・東北&上越新幹線を潜り、妙行寺へ。金比羅天堂には、
国の天然記念物に指定された樹齢1000年のカヤの巨木がお出迎え。
周囲21.5mに圧倒され、雄弁な面々でもなかなか感想が出てこない。

 いつのまにか日差しが出てきたので、日焼け止めを塗ったりベンチで飲み物休憩を摂りながら、囲碁好きの左近・百石・山岡・村谷は碁盤が何面取れるだろうと不謹慎な会話を交わした。

 隣接する
妙行寺の本堂裏には、埼玉県の天然記念物に指定された樹齢600年のモッコクがあったが、安芸の宮島の鳥居が壊れたあの台風で上部が倒壊して、無残な姿だったが、横から若枝が生えてきていたので、600年後は雄雄しい姿が見られる筈。

 埼京線と並行する旧中山道=本町通を北上して、彩の国さいたま
芸術劇場脇を通過する。巨大な箱物行政の象徴だが、近くで見ると迫力がある。
 与野本町駅近くで、鎌倉幕府の著名な武将・畠山重忠が創建し慶長年間に移建したという
円乗院に詣でる。
日本で3番目に高いという
多宝塔は見事。さいたま市の天然記念物である高さ6mの枝垂桜・千代桜は立派な枝振りで開花時期には一見したいものだ。

 南側に接した明治10年開園という
与野公園
に入り昼食とする。
少しパラパラ来たので、池に面した屋根つきベンチを確保し夫々持参のシートを広げた。

 ヘルシーなツマミを広げ、先ずは乾杯。ムシムシした陽気も、冷たいビールが吹き飛ばす。
 夏休み?の予定などの近況報告で、1時間の大休憩が終わると再び空が明るくなっていた。
 園内の
天祖神社で寿老神に、更なる健康と長生きを祈って、薔薇園のバラ
を見て出発。

 首都高速埼玉新大宮線に沿って北上し、与野ランプ手前の交差点を横断して、御屋敷山の異名を持つ竹林を探すが、判然としなかった。

 気温が上がってきたので本日も収束に向かうこととし、
八幡通りをひたすら東進し、さいたま新都心駅にゴールイン。駅ビルのそじ坊で軽く打ち上げて夫々帰途につきました。

 与野七福神は見残しがあったが、国・県・市の天然記念物が近接する珍しいコースを堪能しました。(村谷 記)


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 コース
  
JR京浜東北線・北浦和駅〜北浦和公園〜埼大通りケヤキ並木〜弘法尊院〜金比羅天堂〜妙行寺〜円通寺〜与野公園(天祖神社)〜八幡通り〜さいたま新都心駅

当初予定のコースは…
 JR京浜東北線・北浦和駅〜北浦和公園〜埼大通りケヤキ並木〜弘法尊院〜金比羅天堂〜妙行寺〜鈴谷大堂〜彩の国さいたま芸術劇場〜円通寺〜与野公園(天祖神社)〜一山神社〜円阿弥の竹林〜上町氷川神社〜八幡通り〜JR京浜東北線・さいたま新都心駅


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  ※ 「与野七福神めぐり」 に準拠して、その一部を歩きました。

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★2009年8月4日(火)「与野新八景、与野七福神の一部めぐり」

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