<5月3日(火&祝)ムサシノキスゲと新緑を尋ねる散歩(東府中駅〜府中駅)>
好天の京王線・東府中駅改札前に、久々参加の滝澤&山岡と、田幸・百石・村谷・山内の6人が集合した。
夏を思わせる日差しが早くも照り付けてきたので、なるべく日影を歩こうと心がげるべく北口から出発。
まずは、
品川道に沿って東進すると、
常久一里塚跡の碑 (「古墳なう」さんのページ)がある。江戸から7里(28キロ)の道標だ。かつては別の場所にあったが、多摩川の洪水で街道が付け替えられたため、かつて塚があった場所を示すという。
すぐ先にいつぞやのさんぽ時オーナーと会話を交わした覚えのある酒屋さんの先を左折、旧甲州街道に突き当りすぐ前の
常久八幡神(「猫の足あと」さんのページ)に参拝して、本日の無事と微風継続をお願いする。
左右に
ツツジが咲く家々の影をたどりつつ
旧甲州街道を東進し、
西森公園横の信号で9中通りを横断しそのまま木陰が続く散歩道を北上する。
染屋の地名の由来は、当地特産の調布(手作り布)を染めたものを税として収めたからという。
境内の先から9中通りを横断し、
浅間山通りに出て
野溝緑道に出る。
続いて
人見街道(「街道なう」さんのページ)を横断する。旧名は下総街道といい、当地が鎌倉街道を含めて東西南北の交通の要衝でかつ、高台にあったことから国府がおかれたという。
紫色の花をつけたジャガイモ・収穫間近?のムギ・ネギボウズを付けたネギ・ニンジンの幼苗・すだれ状の吊り下げ式ネットで遮光した下にシイタケのほだ木が並んでいたりの 畑の間の参道が楽しい。
まずは缶ビール&チューハイなどで乾杯、夏の日差しが少しは和らいだ気がする。つまみは山岡兄提供の房州産の絶品の魚の炙り、滝澤兄の生ハムに夫々持参の一品との様々なアンジュレーション、村谷のチキンのガラムマサラ炒めなどなど不足はなくて十分すぎるほど。
会誌「きすげ」を頂戴し、休憩舎のベンチで昼食後のティータイムを楽しんでいた会長と思しき男性から、当地の保存と振興に関し34年余にわたる活動と様々なご苦労話をお聞きする。
府中の素晴らしき「浅間山」に関する絶大な愛情と保存に対する情熱に打たれました。
階段を下って、
ハンショウズルの花も鑑賞し、
新小金井街道を横断、裏道伝いに立派なビルの
生涯学習センター に入りトイレ休憩。
ここでは豊富な施設を利用した種々の文化活動が行われている。
府中の森公園 を縦断して小金井公園から
甲州街道に出て、所用で帰宅する山岡と別れて、
府中駅裏・京王線下の
「たまの里・府中店」に入ると、連休の午後を楽しむ中高年男性グループで込み合っていたが、予約していたかのように ちょうど5人の席が空いていてラッキー。