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【多摩丘陵の史跡と公園巡り(百合ケ丘駅〜新百合ヶ丘駅)】

 台風18号で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。

 小田急線・百合ヶ丘駅に集合したのは、滝澤・左近・山岡・小林・田幸・村谷・山内の7名。

 早朝の地震で寝不足ぎみの方もみなと挨拶を交わしてシャキッとし、一昨日の鬼怒川決壊の日と大違いの晴天の下、歩き出す。
東京湾を震源とする地震だったそうだが、調布が震度5弱と最も揺れて、横浜が震度4、都23区は震度4のところもあったが ほとんど震度3とは??
 また、近い将来襲ってくるといわれる首都直下型地震エネルギーは今朝の1,000倍ほどもあるとのこと。恐ろしいことです。

 住宅街の間の急坂と急階段を登り、 高石神社 。できれば曇天・風吹きにしていただくようお願いする。
西方にこのあと参拝する香林寺の五重塔がすっくと立っているのが望めた。
 源義経が奥州に赴く途中にも立ち寄ったという歴史ある社で、 来週末が例大祭 とのこと。

 そのまま境内を通り抜けて、今度は坂道を下る。

 五反田川を渡り、西生田小学校を半周してバス道に出てすぐに左折し、細山神明社(「猫の足あと」さんのページ)前を通過して交番前信号を通過した左手の急坂を上り、1525年創建の古刹 香林寺 の参拝する。
 読経が聞こえてくる本堂の左側から、白衣観音・魚籃観音・延命観音・龍頭観音・合掌観音などさまざまな観音菩薩の石像がズラリと並ぶ坂道を登り最高地点に聳える五重塔を拝観し、折り返した。

  実が少し色づいてきた柿畑を横目に見ながら坂道を上っていくと、きれいに段々に整地されたブロックに梅の木が植えられていて、いつでも宅地になりそうな造成で相続対策と推定する。

 樹齢800年の巨大なタブノキ(「川崎(市内)のツリー・ウォッチング」さんのページ)が聳える豪邸、左近がご主人?に説明をお聞きした。
屋敷を半周してさらに登りつめた最高地点が読売ゴルフ倶楽部と隣接する配水塔だ。
 傍には、柳田国男夫妻も訪れたという 七国峠 の解説版があり、好天ならば江ノ島や筑波山も見えたという。

 少し坂を下り、右手にある 向原の森公園入り口横の屋根付き椅子 で昼食休憩とする。

 急坂のアップダウンの繰り返しで火照ったカラダを冷たい缶ビール他で吹き飛ばす。
蚊取り線香を点し、ミンミンゼミやツクツクホーシの鳴き声の下で話が弾む。
 前回島田からの酢イカは次回に繰り越して、イカ煮、イカ焼き、のしイカ、合鴨ハム、練り物などに漬け物各種のヘルシーなツマミで完飲・完食して出発。

 下り坂で足取りは軽やか。万葉集の名歌とともにヤブツバキ、アセビ、モミなどの草花の標識が立つ 金程万葉苑 は小ぶりな散歩道。

 下山?途中の 史跡勝坂のビューポイン からは住宅街の向こうに雲がかかった山なみが墨絵のように見えた。

 一旦車道に出て、もみじが丘公園から 万福寺さとやま公園 の外側の遊歩道を曼珠沙華にホトトギス、ススキを鑑賞しながら歩き、新百合山手トンネルをくぐり、駅方向へ急階段を下り、駅北口交差点経由 新百合ヶ丘駅到着。

  打ち上げは駅南口・小田急アコルデ1階、バスターミナル前の 「とり一 新百合ケ丘店」 へ。
生ビール&蕎麦湯割り焼酎と軽いアテで〆ました。

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 コース
  
小田急線・百合ヶ丘駅〜高石神社〜香林寺・五重塔〜向原の森公園〜金程万葉苑〜史跡勝坂〜もみじが丘公園〜万福寺さとやま公園〜小田急線・新百合ヶ丘駅
    
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間50分±α>

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★2015年9月12日(土)「小田急自然ふれあい歩道、百合ケ丘駅〜新百合ケ丘駅コース

さんぽ

 ※小田急自然ふれあい歩道「百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅コース」を参照して歩きました。
  …小田急のページは削除されましたが「meseta」さんのページに転載されていました。

 ※このコースは2012年6月16日にも歩きました。