小田急線・百合ヶ丘駅改札口に集合したのは、田幸・村谷・山内の3名。
朝方から雨天の予報だったが、今のところは降っていない。
駅北口のコンビニで恒例の昼食の買い足しを行い出発。住宅街の間の急坂と続く急階段を登りつめると、高石神社の社殿が出現、取りあえず昼までの曇天継続だけをお祈りする。源義経が奥州に赴く途中にも立ち寄ったという歴史ある社だ。社務所では氏子さんたちが打合せ?中だった。
そのまま境内を通り抜けて、今度は坂道を下る。
五反田川を渡り、西生田小学校を半周してバス道に出てすぐに左折し、神明社前を通過して交番前信号を通過した左手の急坂を上る。
細山郷土資料館は改装のため休館だったので、道の反対側にある香林寺に参拝する。こちらも1525年創建の古刹で、右手に聳える五重塔は1987年建立ながら古来の工法を取り入れた優美な姿を誇る。
こちらも法要中で本堂から読経が聞こえてきたので静かに天候のお願いだけで退出する。
柿畑を横目に見ながら坂道を上っていくと、きれいに段々に整地されたブロックに梅の木が植えられていて、いつでも宅地になりそうな造成で相続対策と推定する。
樹齢800年の巨大なタブノキが聳える豪邸を半周してさらに登りつめた最高地点が読売ゴルフ倶楽部と隣接する配水塔だった。
傍には、柳田国男夫妻も訪れたという七国峠の解説版があり、好天ならば江ノ島や筑波山も見えたという。
少し坂を下り、右手にある向原の森公園の屋根つきベンチで昼食休憩とする。
急坂のアップダウンの繰り返して蓄えた汗を缶ビールで吹き飛ばす。いつものヘルシーなツマミに加えて、村谷が持参の網で豚バラ肉を煙もうもうと上げながら焼きあげた。早くも梅雨明け後の散歩計画などを協議しているうちに、何とか完食して出発。
初めて傘を広げたが、下り坂で足取りは軽やか。万葉集の名歌とともにヤブツバキ、アセビ、モミなどの草花の標識が立つ金程万葉苑は小ぶりな散歩道だが足元がタータンで整備されていて雨でも問題なし。
下山?途中の史跡勝坂からも晴れれば絶好の眺望が楽しめそうだった。
一旦車道に出て、もみじが丘公園から万福寺さとやま公園の外側の遊歩道を歩き、午後1時過ぎには新百合ヶ丘駅にゴールインした。
打ち上げは正午からカラオケ用?に開店している小田急アコルデ北館2F、和民・新百合ヶ丘北口駅前店で、生ビール&ホッピーと定番のメニューでした。
店を出ると雨は上がっていました。(村谷 記)
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コース
小田急線・百合ケ丘駅〜高石神社〜細山郷土資料館(休館でした)〜香林寺・五重塔〜向原の森公園〜金程万葉苑〜史跡勝坂〜もみじが丘公園〜小田急線・新百合ケ丘駅
<歩行距離:約5.5km、歩行時間:約1時間半>
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