<3月28日(土)奥多摩縦走第2回(景信山〜陣馬山)>
快晴のJR線・京王線・
高尾駅北口の2番バス停前に、大勢のハイカーと混じって松戸・村谷・山内の3人が集合した。
予定より1本早い8時52分発
小仏行きバスの2台目に乗車した。
ほぼ満員の乗客は全てリュック姿の登山客で占められ、旧甲州街道をまっしぐらに進む。
両側の梅林 にはまだ紅白の花が十分に咲き残っている。
黄色いサンシュも所々に咲いていて春の気配が漂う。
日影や大下バス停で半数が下車したが、
高尾梅郷・木下沢梅園 の満開・見頃の紅白の花々を愛で、高尾山あたりに行くようだ。
小仏バス停では2台のバスから降り立ったハイカーが梅を見上げながら斜面を我先に登る。
左手の墓地の中に見事な
紅白の梅林があったので、銘々立ち止まって写真撮影。
9時30分には、
小仏峠への登山口=旧甲州街道との分岐に到着。大多数はそのまま峠を目指して左手の旧道を進んでいったが、開拓派の我等は右手の沢沿いのマイナーな作業道を行く。
本日が今週3回目の山登りになる松戸が先導し、2か月間ブランクがあり胃の調子がまだ万全ではない村谷が懸命に続き、余裕の山内が殿を受け持って、ジグザグの急斜面を行く。
足元には可憐な
スミレ (「すみれの集い」さんのページ) がチラホラ。
景信山頂上まで200mの尾根道に辿り着いてほっと一息。小休止して一気に頂上に着いたのは、10時20分だった。頑張った甲斐があって、真っ白に雪帽子を被った
富士山が、雲一つない見事な姿を披露してくれた。
早くも先客が沢山休憩中。若い女性がもうカンビールを美味しそうに飲んでいて羨ましかったが、昼食の明王峠まで我慢する。
頂上の標識前でシャッターを押してくれた若い男性はトレイルランを行っていて、あっという間に斜面をかけ下りて行った。
松戸差し入れの大福で元気を回復して先へ進む。日差しが強くて樹林帯に入るとほっとする。
1時間ほどで
明王峠に到着。
富士山が相変わらずくっきりと見えていて、数えきれないほどここを訪れている松戸も、これまで見たことがないほどの素晴らしい姿と。
折よく1箇所空いていたベンチで荷物を下ろして昼食大休憩。先ずはビール・チューハイ・ポカリで乾杯。持参の湯で味噌汁を作り、村谷は更にバーナーで温めてカップ麺を作成。山の上では熱々の湯が何よりだ。
軽くなったザックを担いで出発。通いなれた尾根道を順調に1時間ほど進み、
陣馬山 に到着。
ここもハイカーで賑わっていたが、またも1箇所空いたベンチを発見。ザックを下ろしてから360度の絶景を鑑賞する。正午を回っていたので富士山は雲がかかっていた。
陣馬高原下のバス停まではほぼ1時間の行程だが、少し早めに出発した。
和田峠の茶屋経由では延々と舗装道路歩きになるので、険しいが林間の脇道を下る。
午後2時過ぎに
陣馬高原下バス停に下山すると、何やら若い女性がポップスを歌う声がする。
バス待ち用の飲食施設が新設されていて、地酒などを飲みながら鑑賞できるため、思わず山内が立ち寄りそうになったが、そこに定刻午後2時25分発よりも10分早い臨時バスが着いたため断念。そのまま乗り込んだ。
30分で
高尾駅北口に到着。松戸が携帯で素早く
「多摩の里」 を予約し、
大光寺の 満開の枝垂れ桜(「SAKURA BIYORI」さんのページ」) を見ながら入店。
午後3時ジャストに乾杯、本日の健闘を称えあって締めました。(村谷 記)
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コース
JR中央線、京王高尾線・高尾駅北口バス停=(バス)=小仏バス停〜(60分)〜景信山〜(80分)〜明王峠(昼食)〜(50分)〜陣馬山〜(60分)〜陣馬高原下バス停=(バス)=高尾駅
<歩行時間:約4時間10分>
※松戸さんがブログに本日の記事をアップしました。
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