<3月9日(月)板橋の公園と旧中山道歩き(板橋駅〜十条駅)>
快晴のJR埼京線・
板橋駅東口改札前に、滝澤・山岡・田幸・高瀬・村谷・山内の6人が集合した。
まずは駅そばの
近藤勇の墓 に参拝、激動期に懸命に生きた人生に敬意をささげる。
旧中山道に出て北上する。
板橋平尾宿 は、江戸からわずか2里=8kmばかりだったが、盛況を極めた宿場町だったという。今は、各種の酒場が並んでいて少しは面影が残っている。
法務局の横で一旦、旧道と別れてかつて加賀前田藩の下屋敷があった
加賀公園に向かう。
快晴で微風、足取りは軽い。
徳川4代将軍家綱公以来、度々加増され21万坪の広大な下屋敷跡には、現在でも加賀町や金沢通り、金沢小学校などの名が残る。
公園の入り口付近で遊んでいた幼稚園児?保育園児?の中で、とりわけ目がぱっちりとした美人のお嬢さんからわれらのリュック姿を見て「これからどこに行くの?」と聞かれて、さすがの面々もとっさには返答できなかった。
めげずに
石神井川に出る。
両岸から川面にかけて長く伸びた桜の木々の花芽は順調に膨らんできていて、満開の艶姿を十分に思い浮かべてくれる。
そろそろ、昼食のの頃合いの時間が近づいてきたが、
板谷公園では本日休みらしい父親?男性が子供たちと遊んでいたので教育上の配慮を行って先へ進む。
戦時中、火薬の研究に従事していたという
野口研究所の庭には
寒桜?が開花中。
山岡が買い物途中の主婦から取材して、東板橋体育館横を通り無事に昼食適処の
東板橋公園にたどり着く。
砂地の木の下で御開帳。
村谷たちと、先週ソウル旅に行ってきた田幸提供の韓国海苔、山岡定番の板わさ、高瀬のおでん、滝澤のシシャモはじめ、十数種類のつまみが勢ぞろい。
何故か、日本酒の量もいつもより多い。滝澤が絶妙の燗酒に仕上げる。
再び
旧中山道に出て、
板橋へ。橋のたもとでハイ、キムチ。
続いて皇女・和宮が避けて通ったという
縁切榎に参拝し、架けられた絵馬を読むと具体的に縁を切りたい人の名、関係や住所が記載されたものがあり、ちょっとこれは…?
中に「弱い自分と縁を切りたい」というのがあって、納得。
当初予定の板橋本町駅に行く途中、一同まだ歩き足りないとのことで、十条駅を目指し転向。
新・中山道を南下して
石神井川に出て、
帝京大学病院前を通り、
十条銀座商店街の焼き鳥屋の一串60円など、店先を覗きながら、
十条駅にゴールイン。
駅前の昭和3年創業の
斉藤酒場は午後5時開店のため、全員電車で新宿に移動した。
磯丸水産西新宿1丁目店の2階に落ち着き、滝澤がここでも網焼きの極意を披露し、浴衣のお嬢さんの接客でビール、各種のサワー、薩摩白波や電気ブランを楽しみ、締めました。
全国的には荒天だったようだが、こちらは昼ごろから雲が広がり道中パラパラと短時間小雨に降られましたが、傘は不要でした。(村谷 記)
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コース
JR埼京線・板橋駅〜近藤勇の墓〜加賀公園〜板橋宿本陣跡〜板橋〜縁切榎〜帝京大学病院前〜JR・埼京線・十条駅
<歩行距離:約5Km、歩行時間:1時間10分+α>
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