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 今にも降り出しそうな雲に覆われた中神駅に百石・田幸・村谷・山内の4名が集まった。
江戸街道を渡り、中神停車場通りを南下する。
 途中のコンビニで飲食物を買い足すが、家に持ち帰ることになりました。

 左右に軌道跡の遊歩道があり、「中神停車場通り」の標識があったので記念撮影。

 奥多摩街道わきの崖線上にこれから伺う寺社が配置されているが、まずは福巖寺に立ち寄る。
聖観音菩薩さまに本日の降雨が昼食後になるよう願い、駐車場から奥多摩街道に立つ電柱に張り巡らしている電線の束が邪魔だが、多摩川に架かる多摩大橋を見通せる景色を愉しむ。

 奥多摩街道を拝島方面にちょっと進んで右折、熊野神社の境内に入ると色づいてきたイチョウの大木のまわりにはギンナンの臭いが漂っていた。
女坂を登り、雨天延期を願うが、鳥居を出ると雨が降ってきた。

 崖線下の街道をちょっと進むと、諏訪神社
色づいたケヤキの大木が多い境内には水が湧き、せせらぎになっている。
ここでも、雨止みを願うが…

 諏訪松中通りを挟んで阿弥陀寺が佇み、阿弥陀さまと空海さまにもせめて小雨で、と願う。
何度願っても今日はダメだ。新奥多摩街道との交差点を渡り、くじら運動公園へ左折するJR八高線のガードに行くころには本格的な雨!

 くじら運動公園など多摩川河畔の緑地や拝島大師の藤棚下での食事はムリと判断して、観音寺に入る。
境内には枝垂れ桜の樹が植えられ、モミジの葉が真っ赤に染まり、鐘楼や竹林とのコントラストが素晴らしい。
十一面観音にも雨の小降り化を祈るがムダなこと、いよいよ本格的な雨になってきた。

 「このあたり立派な蔵のある家もある」とガイドブックに書いてある、成隣小学校横の裏道に入る。
住宅街のドウダンツツジの紅葉皇帝ダリアの花を楽しみながら進むが、蔵は2つ、たいした建物ではなかった。

 奥多摩街道に出るころには 13日にアンコールワットで遭遇したスコール 並の土砂降りになっていた。

 拝島大師はすぐ先だが、田中バス停から立川駅北口行きのバスに乗ることとした。
満席のバスに乗り、途中の停留所でも乗ってくる乗客に、下車したい方は前まで進めず、後ろ扉から出て前扉の運転手に精算している有り様だが、運転手は積み残しすることなくギュウギュウ超満員にして立川駅到着。

 駅至近の 「酒亭 玉河」 に入ると昼食どきにもかかわらず半分程度の入りで、まずは生ビールでカンパイし、キクラゲ煎りたまご・大根煮・レバニラなどと芋焼酎1本を頼みお湯割りで〆ました。

 前回25日(火)の追浜さんぽに続いての降雨による、酒飲みさんぽになってしまって、晴れ男の神通力も衰えてきたようだ。
飲み終わって、外へ出ると雨はあがって青空も見えてきました。

 今日は「歩行中はアメデシタ」。メデタクナシ・メデタクナシ。

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 コース
  
JR青梅線・中神駅〜中神停車場通り〜福巖寺〜熊野神社〜奥多摩街道〜諏訪神社(「Info Atlas」さんのページ)〜阿弥陀寺〜(くじら運動公園〜)JR八高線をくぐる〜観音寺〜成隣小学校脇(旧道)〜田中バス停=(バス)=JR中央線など・立川駅
      <歩行距離:4Km+α、歩行時間:1時間+α>

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★2014年11月29日(土)「多摩の歴史と信仰の里を拝島大師の近くまで(中神駅〜田中バス停)」

さんぽ

 ※けやき出版・多摩あるくマップ「歴史と信仰の里を拝島大師へ」を参照し、短縮して歩きました。 
  …有償出版物につき、ホームページにはアップされていません。

 ※参考:拝島大師・五日市廃線跡・くじら運動公園散策地図
(「タチオン」さんのページ)