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<9月30日(火)今年最後?の夏日の三浦海岸散歩(YRP野比駅〜三浦海岸駅)>

 明日からは秋の気配が強まるという9月の最終日、京浜急行久里浜線・YRP野比駅改札前に、滝澤・小林・田幸・山岡・村谷・山内のむくつけき6人に、和栗・島田両嬢の2人が加わった8人が集まった。

 駅改札横のコンビニで昼のツマミを買い足ししてから出発。
国道134号線、通称「尻こすり通り」を横断して、ボードウオークが楽しめる 野比海岸公園 に降り立った。日差しが強いので持参の日傘を取り出す。

 対岸の房総半島の鋸山がうっすらと見える。
海面には釣り船とサーフボーダーが、平日ながらもあちらこちらに。シロギス狙いらしい投げ釣り師もちらほら。

 野比川が流れ込む橋の袂には、今年生まれたと思しきボラの群れが、水面から盛り上がるように泳いでいて、そのすぐ上流には大きなアオサギが悠然と佇んでいて、リザーブ基盤は確保済みのようだった。

 砂浜をのんびりと南下して、長沢川を過ぎた先には、当地で病を癒すべく転地療養したという

    若山牧水の歌碑  「海越えて 鋸山は かすめども 此処の長浜 浪立ちやまず」

    若山牧水夫婦歌碑 「しら鳥は かなしからずや そらの青 海のあをにも そまずたゞよふ」、

  
背面に喜志子夫人の 「うちけぶり 鋸山も 浮かび来と 今日のみちしほ ふくらみ寄する」


2基の歌碑が聳え立つ。我らも周知の短歌だったのですらすらと読めた次第。

 投げ釣りの釣り人のビクを覗くと中は空だったが、獲物はクーラーに仕舞ったのかも。
山岡が日差しを遮った遮光屋根付きの恰好のベンチを発見したので、早めの昼食休憩とする。

 大きくシートを広げ、ベンチと組み合わせて8人分の席を確保する。
まずは、カンビール等で乾杯、暑さを少し緩和する。

 午後の魚を控えて、肉中心のツマミを過不足なく広げる。
例によって、村谷のバーナーが適度に火を通し、デザートは島田持参の甘い梨。
 近況報告と秋の旅行計画、さらには経験者からの適切なアドバイスなどで、あっというまに1時間。

 腹ごなしを兼ねて、再び砂浜散歩。 北下浦漁港 に職漁船が着いていたので覗いてみると、大きなボラが沢山水揚げされていた。この時期には匂いがきついので、カラスミ用の卵巣以外は全て捨ててしまうという。
 台湾産の方が安いので、帳尻を合わせるのはなかなか大変そうだというのが田幸の意見。

 さらに砂浜を南下する。
いい加減に足が疲れてきたところで、三浦海岸駅への道、再び舗装道路に戻る。

 見慣れた 「海鮮」 の看板を見出して、すぐさま入店する。まだ午後1時を回ったばかりだったが、ボックス席を確保し、補助椅子2脚を追加してもらい席を整えた。

 先ずは、生ビールで乾杯し、夏の季節の海岸歩きを慰労する。
待望の松輪サバ・アジ・カワハギなどの地魚・地蛸・地貝を肴に、恒例の吟醸酒を追加して労苦をたたえ合いました。(村谷 記)

                
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 コース

  京浜急行線・YRP野比駅〜野比海岸〜長沢海岸、北下浦漁港〜津久井海岸〜三浦海岸〜京浜急行線・三浦海岸駅
      <歩行距離:4Km+α>

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★2014年9月30日(火)「三浦半島をあるく 野比海岸ウオーク(YRP野比駅〜三浦海岸駅)」

さんぽ

 ※三浦半島へ行こう・三浦半島をあるく「野比海岸ウオーク」の後編を参考に、野比海岸〜長沢海岸〜津久井海岸〜三浦海岸を歩きました。
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