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 秋晴れの大宮駅に滝澤・百石・山岡・江湖・小林・田幸・清水・村谷の8名が集合、西口の西武バス3番乗り場で加茂川団地行きバスに乗る。
 座ってから運転手に「三橋四丁目を経由するか?」確認すると、「藤橋経由でないと行かない、このバスは円阿弥経由だ」と。
村谷が市内地図を片手に「古墳群に行きたいが、どこで降りれば良いか?」と尋ねると「円阿弥で」と。
15分ほどで円阿弥・淑徳与野高校前バス停到着、下車。

 通りがかりのおばさんに近くの古墳へのルートを確認し、まず台耕地稲荷塚古墳へ向かう。
 途中にあった 和算家・正野友三郎奉納の算額 があるという円阿弥日枝神社の小じんまりとした社殿で本日の無事を願い、間もなくこんもりとした公園風墳、曼珠沙華の赤い花が咲き出し、斜面に赤い鳥居が並び、墳頂には稲荷社がある台耕地稲荷塚古墳到着、本日の好天を願う。

 次の茶臼塚古墳に行くルートとして、さいたま市役所作成の「鴨川・古墳群をめぐる」では広大な水田を望みながらの道を進むように書いてあるが、川風が吹き抜けているであろう鴨川河畔の桜並木を行くこととし、曙橋から「ふれあい遊歩道」に入る。

 おじさんが稲刈りをしている田んぼの横に小公園があり、「昼飯適所だ」などと言いながら、しかし昼食の準備をしてこなかった面々が「コンビニに先に寄らなければ…」と職業病の大声で話していると、田んぼからこれも元気な声で「コンビニなら、加茂川団地にあるよ!!」と。

 コンビニへの道を教えていただき、学校橋を渡り橋の袂に立つ「歴史さんぽコース 三橋…」の案内板の横の、消えかかった「学校橋」の由来の説明文を読もうとした、ほとんど判読できないがなんとなく、近くにある大宮西高などへの通学路として名付けられのではなく、江戸のころにあった学校への道として鴨川に架けられたようだ。

 橋を渡ってすぐに加茂川団地があり、「ヤマザキデイリーストア」が見えた。
買い物を済ませ、学校橋を渡り、中ほどの枝がO.Kマークを造る赤松の大樹が立つ茶臼塚古墳を見上げ、鴨川畔へ。
野鳥観察小屋前を通り、約400年前に築いた 大宮二十景 の一つ灌漑用溜池の関沼のしっかりした木道を散策し、休憩スペースのあずまや到着。

 ベンチの中央にシートを敷き、流行りのデング熱対策・虫除けを塗り、持ち寄りのフグの一夜干しや烏賊など豪華オカズを並べ、カンパイ。
お酒が尽きるまで、あれやこれやと話し込んでの大休憩。

 日差しは強いが秋風に吹かれて歩行再開、市立大宮西高の広い校庭の、テニスコートにおられる中年男性に稲荷塚古墳見学・標高差6mの山頂への登頂許可をいただき、階段を登ると、小さな祠の稲荷神社があり、何本もの太い枝が地面にめり込んだシイの大樹が生い茂っていて涼しい、一休み。

 村谷持参の地図を頼りに東進、住宅街を慈寶院へ向かう。途中、三橋四丁目自治会館に並んで天神社や稲荷社、トイレがある広場があったので一休み。

 慈寶院に参り、墓地の中に松の木が立ち、曼珠沙華の球根がフジツボのように密集して赤い花を付けた茎も生えてきたところにある、これが古墳?という風情の山王山古墳を訪れ、住宅街をちょっと行くと、両脇に住宅が並ぶ狭い斜面に赤い鳥居が並び、墳頂には稲荷社がある上之稲荷古墳
 このさんぽで感じたことは“古墳などの説明板が整っていない”ことと、“お稲荷さんが多いこと”デシタ。
 ここで本日最後の参拝と記念撮影をし、側ヶ谷戸バス停から西武バスに乗り、大宮駅西口到着。

 駅構内を通り抜け、東口の階段を下り直進、すずらん通りは「磯丸水産 大宮すずらん通り店」に入店、2階の座敷に通される。
軽いアテを頼み、それぞれが好きなアルコール飲料を頼み、軽く?打ち上げました。

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 コース
  
JR高崎線など・大宮駅=(バス)=円阿弥バス停〜台耕地稲荷塚古墳〜藤橋(鴨川)〜ふれあい遊歩道〜学校橋〜茶臼塚古墳〜関沼木道〜稲荷塚古墳(大宮西高)〜慈寶院〜山王山古墳〜上之稲荷古墳〜側ヶ谷戸バス停=(バス)=大宮駅
      <歩行時間:約4時間20分+α>


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★2014年9月13日(土)「大宮・鴨川古墳群をめぐる」

さんぽ

市立大宮西高構内・稲荷塚古墳頂上にて

 ※さいたま市作成の「鴨川古墳群をめぐる」を参照して歩きました。

 ※側ヶ谷戸古墳群 さいたま市役所作成の「文化財紹介」のページ

 ※側ヶ谷戸古墳群 「ウィキペディア」のページ