やま

★2014年11月16日(土)「三頭山

<11月16日(土)三頭山紅葉散歩>

 雲ひとつないJR五日市線・武蔵五日市駅前のバス停は長蛇の列。そこから抜け出したのは松戸&村谷の2人。
多摩地域が神奈川県から東京都に移管して120周年、「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環(@tama120th)として、新たに制定されたマスコットキャラクターと記念写真を撮ってから、駅前の駐車場に停車中の松戸車に乗り込んだ。

 快調に紅葉に囲まれた紅葉の檜原街道をぐんぐんと登る。
午前9時に、都民の森駐車場に着き、運良く空いていたスペースに駐車を完了した。
 自転車、バイク、観光バスで訪れた紅葉鑑賞客で満員状態。

 車中で協議し、当初予定していたブナの道コース(ハイカー向け、3〜4時間)から、三頭山周遊コース(健脚向け、4〜5時間)に変更して、森林館(標高1,043m)からスタートした。
  
好天の土曜日とあって、若い男女ペア、子供と一緒の家族連れ、大集団のハイキンググループで高尾山並みの混雑振り。
約30分歩き、鞘口峠(1,142m)で御前山(1,405m)に通じる風張峠からの道に合流する。

 依然として青空だが少し風が出てきてひんやりする。
最初の水飲み休憩をとった後、二手に分かれた山頂への道のうちの最奥の登山道を選択。
奥多摩湖の紅葉が遥か眼下に見渡せる。
記憶ではこんな筈ではなかった急斜面をぜいぜいと登って、見晴し小屋(1,397m)に到着、御前山、大岳山(1266m)、日の出山(902m)が仲良く並び、その手前には見事にカラフルな紅葉のグラデーションの馬頭刈尾根が広がる。

 いったん下り再び尾根道を登り返して東峰(1,527m)の展望台。先ほどと同じ方向からの眺望だが、高度が高い分だけ見晴らしが良い。ダケカンバがここにだけ生えていた。

 程なく山頂の中央峰(1,531m)に着く。富士山がうっすらと見えた。スタートが早くまだ11時を回ったばかりなのと、次々にハイカーが登ってくるので、松戸の判断で昼食は少し先の避難小屋としたのが正解だった。

 頂上直下からは、前回はなかった長い木の階段が続く。50人近くの大集団や、元気な女の子が両親を先導する微笑ましい家族連れなどと次々にすれ違う。
 三頭大滝への近道となるブナの道との分岐点・ムシカリ峠(1,430m)をそのまま通過して、立派な木造の避難小屋(トイレ付)に到着し、昼食とする。

 松戸持参の魔法瓶の湯を村谷のバーナーで暖めて夫々カップ麺に注ぐ。別途持参のおにぎり&稲荷寿司と、松戸夫人お手製の肉じゃがと共に、胃の腑に収める。スープの温かさが何よりのご馳走に感じる季節になった。飲兵衛1名は缶ビールも追加した。

 一旦上り返して、大沢山(1,482m)を通過した先から、左折して急斜面を下る。
50分程で大勢のハイカーが詰め掛けている三頭大滝(1,115m)に着き、まだ日陰には十分に赤みを残す紅葉とのコラボレーションを堪能してから、足に優しいウッドチップスの歩道を下り、森林館に戻る。
周辺ではまだ、紅葉が楽しめました。

 車に戻り、数馬の湯に直行、2時前に到着した。駐車場もちょうど出て行く車があり正面に止められてラッキー。
450円(割引料金)を支払い入館し、肌に優しい温泉で足を伸ばして疲れを癒す。休憩所では、生ビールと甘味を夫々堪能して、午後3時に出発。

 停留所でバスを待つ行列を眺めながら、午後4時に高尾駅北口にゴールインしました。
やっぱり山は良いですね!(村谷 記)

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 コース
  
JR武蔵五日市駅 = 都民の森登山口〜鞘口峠〜東峰〜御堂峠〜西峰〜ムシカリ峠〜大沢山〜三頭大滝〜都民の森ゲート=数馬の湯(入浴)=武蔵五日市駅
     < 歩行時間 : 約4時間 >

   ※松戸兄がこの三頭山山行をブログにアップしました。

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