爆弾低気圧が東シナ海から日本海に進み、日本列島に襲いかかってきている日の朝、飯能駅に百石・田幸・村谷・山内が集まった。
村谷から、これから悪化するであろう天気を勘案、当初予定の多峯主山行きを変更し、来週
13日〜14日に 「菜の花まつり」が開催される 巾着田 へ行こうとの提案があり即決、秩父線に乗り
高麗駅で下車する。
天下大将軍・地下女将軍のポールが建つ広場には
“…続日本紀(しょくにほんぎ)の霊亀(れいき)2年(716)の項に、「駿河、甲斐、相模、上総、下総、常陸、下野の七ヶ国の高麗人1799人を移して高麗郡を設置した…”
など、高麗郷 の歴史を日・韓・英語で説明文を掲載した掲示板が設置されていた。
線路ぎわの桑畑の
桑の木の枝先には黄緑色の若葉とともに黄緑色の桑の幼実が付いていた。
国道299号線に出たところに「
セーブオン 日高高麗店」があったので、昼食の買い足しをする。
巾着田への道々、散りかけの
ソメイヨシノ・見頃のシダレザクラ・ゲンペイモモ・モクレン・ハナズオウ・ラッパスイセン・シバザクラ・タンポポ・ヒメオドリコソウなどの花々を愛でながら、
鹿台橋で高麗川を渡り
巾着田へ入る。
巾着田管理事務所に立ち寄ると、ガイドマップや菜の花まつりのパンフレットの置場の横には、ハゲタカファンド?サーベラスが西武ホールディングスに不採算路線の廃止を求めたとかでの対応と思うが、日高市の西武秩父線の存続・維持を求める署名活動の掲示がなされていた。
黄色の菜の花は見頃だ。が、高麗川沿いに植えられたソメイヨシノは何となくピンクがかっているはいるものの見頃は過ぎた。
水車小屋と川の間の広場に建つ東屋をお借りし、昼食タイム。
村谷が持参のシイタケとソーセージを炒め、山内が長崎ちゃんぽんと燗酒を作る。
薄い雲が天を覆って速足で流れているが風はまだ弱いのがラッキー。
持ち寄りのオカズで菜の花を愛でながら春の活動を語り合う。
咲き残りの桜花をシジュウカラが味わっていた。
小1時間のんびりし、ドレミファ橋を渡ってコナラなど広葉樹が芽吹きはじめた林間の道を高麗峠まで登る。
峠のベンチで一休み。今週が花粉飛散のピークとかいうヒノキの大樹を観察したが、この木に花粉球は見当たらなかった。
その先のコース沿いを西武鉄道が大分整備し、樹林を伐採して広場を造りベンチを置き周りに花木を植えたところや、間伐して遠くや下の沼?池?が見えるようにしたりと快適なハイキングコースとなってきた。
切り開いた広場の地面は、タンポポの黄色やスミレの紫が彩りを添え、まだ見頃のヤマザクラが周囲を彩っていた。
国道299号線、武蔵丘ゴルフコース入口横へ下山し、飯能市内へのバイパス道から天覧山への右折道標を無視して直進すると間もなく飯能幼稚園前だった。
観音寺で本日のご加護の御礼を申し、飯能河原の散り終わり間近の桜木を眺め、飯能駅前・丸広百貨店跡地にりそな銀行の建物が作られているのを見ながら「餃子の満州 飯能駅前店」に入る。
まずは生ビールでカンパイし、餃子やニラレバをつつきながら紹興酒のボトルを追加し、打ち上げとしました。
その間、餃子お持ち帰り客が絶えないので掲示を読んでみると、水曜・土曜はお持ち帰り餃子のみ安くなるサービスデーでした。
何はともあれ、風雨が強まらないうちに帰宅できました。
今夜から明日7日の爆弾低気圧通過まで、気象予報士のみなさんが叫んでいるように“不要な外出”は避けましょう。
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