<4月20日(土)新緑の扇山(四方津駅〜鳥沢駅)>
今夜から明日にかけては雨、今日のうちに山へとの老人グループで一杯の、JR中央本線・高尾駅始発8時1分甲府行きは満杯。
四方津駅に吉川・松田・松戸・村谷・山内の5名が集合した。
目指すは新緑が始まった扇山。
当初の予定では2駅先の鳥沢まで行き、バスで梨の木平の登山口から登るはずだったが、西から崩れるという予報を先読みして松戸リーダーがショートカットしたもの。
8時34分発の犬目行きバスに乗車したのは、我らと同様に扇山を目指す夫婦づれと合わせて7人だけだった。
大野貯水池横からどんどん北上し、中央自動車道手前から、旧甲州街道に入る。
旧甲州街道のうち、ここの部分のみ歩いた山内と、ここの部分のみ歩き残した村谷がおしゃべりしているうちに、安達野バス停で9時前に下車。
旧街道の面影が濃い犬目宿の建物や、花モモなどの花々を鑑賞しながら少しオーバーランしてしたものの、程なく登山口を発見。
尾根道まではかなりの急坂で寒さを吹き飛ばす汗が吹き出てくる。
四方が浅黄色の新緑の登山道の道端には、可憐なヒトリシズカや他所ではあまり見られないヤブレガサなどの花々がお出迎えだ。
お馴染のサンメンバーズカントリークラブを眼下に見下ろす犬目丸(標高861m)からは、大野貯水池と談合坂SAがくっきり。
その前には倉岳山が控え、さらに道志の山々が連なるが、富士山は雲の中だった。
君恋温泉への下りとの分岐を通過すると頂上直下への登り口。ボケの花が綺麗に咲いている道筋を30分ほどで登りつめて、扇山(1137m)の広々した頂上に到着。
休日を利用して反対側の鳥沢から登ってきた若者グループが、バーナーを用いて昼食中だったが、我らも負けずにシートを広げて休憩とする。周到な魔法瓶と3台ものバーナーが活躍して肌寒い気候を吹きとばす元気な飲食が達成できました。
たっぷりと休憩を済ませて下山開始。
イカリソウなど登りに劣らぬ花々を鑑賞しながら余裕の下りで、梨の木平の自動車道路に降りたった。
ぱらぱらと降ってきたので夫々雨具を出して鳥沢駅まで下り、松戸の計画通りに2時50分発の立川駅行きに乗車。
打ち上げは、いつもの高尾駅南口そばの「蕎麦居酒屋 −蕎麦と酒肴− 高尾そば 多摩の里」だったが、明日の雨模様を避けた登山客で満員、しかしながら一部キャンセル席を常連?の強みで無事に確保して、やれやれ。
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