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<10月9日(火)荻窪の寺社と旧跡探訪(荻窪駅から周遊)>

 秋色が深まってきたJR中央線・荻窪駅西口に滝澤・百石・山岡・田幸・村谷・山内・大森の7名が集合した。
終日曇りの天気予報とは裏腹に、日差しが注ぐ北口商店街&飲み屋街を潜り抜けて、先ずは荻窪白山神社に参拝する。
駅前とあって参道も狭く境内も羊羹のように細長かったが本日の無事と好天をお祈りしてから、環状8号線に出る。

 渡った正面には、葬儀等でお馴染み?の光明院。荻窪の地名の由来でもある萩の寺だ。
日差しが強まって来たのでもう少し優しく照らしてくださいとお願いして、中央線を潜り抜けて南側に出る。
商店街を通り抜けた所がすっかりコンクリート造りの本堂?ビル?に整備された願泉寺

 本村橋で善福寺川を渡った。
続いて、広大な敷地の神明(南荻窪)天祖神社。暑くなってきたので持参の飲み物を補給する。

 次々に現れる豪邸を通過して、 与謝野公園 (旧・南荻窪中央公園) に到着する。与謝野鉄幹・晶子夫妻の旧宅跡だ。
時刻も11時半とちょうど良いので昼食大休憩。7人7様のつまみやデザートを広々したシートに並べて先ずは、カンパイ。曇りのはずがお日様が満開で暑い。

 村谷が焼いたアジの開きは、滝澤が手練のナイフ&フォーク捌きで、あっという間に皿に並ぶ。
今週木曜日から2泊3日75キロ、中山道の姫街道である下仁田街道に挑む、吉田・滝澤・清水・西・村谷・山内の六人組の行程紹介などをつまみに、大森の鳥手羽煮や山岡の板ワサなどを余すことなく平らげてしまった。

 神輿を上げて、杉並区では貴重な旧石器時代の川南遺跡前から再び善福寺川を渡る。
右手に昭和20〜30年代のクイズ番組「話の泉」のレギュラーでも有名だった大田黒元雄邸(今は杉並区が管理している 大 田 黒 公 園 。入場無料)に入園する。
 先ずは圧倒的な銀杏並木がお出迎え。続いて見事な紅葉林。そして池には新潟県・小千谷産の錦鯉と至れりつくせりの名園だった。
記念館を見学し、休憩室にいた、まだ2歳だという器量よしのお嬢さんに遊んでもらって歩き&飲食の疲れを癒す。
 どうせ叶わないとは思いながらも、紅葉林の12月上旬あたりの錦秋を瞼に描きながら外に出る。

 今も現役の旅館 西郊本館(「グンジッロ郊西」)横から青梅街道を横断し、天沼陸橋を西へ。
このまま打ち上げでは早すぎるので再び中央線を横断し、お屋敷が目立たない駅の北側の住宅街に向かう。
 曲がりくねった道を辿りつつ、天沼地蔵前公園前の民間信仰石塔を見て、高校野球の名門・日大二高の正門前、稲荷横丁、天沼小(旧・杉並五小+旧・若杉小学校)前へと足を延ばし、時間調整もしながら天沼八幡神社で本日の無事にお礼申し上げる。

 八幡神社の参道を南下すると青梅街道
正面にあった荻窪銀座の表示に誘われ、路地に入り、営業中の創業昭和27年の焼き鳥店「鳥もと 本店」に入店。
 生ビールで乾杯の後、北海道直送のツマミに、焼き鳥を塩&タレでお代わりして、2合徳利×?本で本日の長躯を慰労しました。
またも、天気が良すぎた散歩でした。(村谷 記)

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 コース
  JR中央線、東京メトロ・荻窪駅〜荻窪白山神社〜光明院〜願泉寺〜神明天祖神社〜与謝野夫妻旧宅跡・与謝野公園〜川南遺跡〜荻窪公園〜大田黒公園〜民間信仰石塔〜天沼八幡神社〜荻窪駅
   <歩行距離6.3km;歩行時間2時間>


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★2012年10月9日(火)「杉並区史跡散歩・荻窪界隈」

さんぽ

「杉並区史跡散歩地図」のうち、「荻窪界隈」を参照して歩きました。