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★2012年7月28日(土)「桃園川と高円寺の寺町(高円寺駅から周遊)」

<7月28日(土)盛夏の高円寺村の寺町&桃園川緑道散策(高円寺駅から往復)>

 真夏本番のJR総武線・高円寺駅改札口に、菅野・滝澤・田幸・山岡・村谷・山内の6名が集合した。
改札口に出入りする若い女性たちが思い切り肌を露出しているのが羨ましい?真似できない?ほどの熱気だが、家にいても暑くて堪らない面々が、外で健康的に汗を流そうと衆議一決した。

 先ずは北口から庚申塔まで散策、記念撮影。活気溢れた商店街が続きどこにもシャッターは見当たらない。
本日の適度な晴天を祈ってから南下する。

 駅高架下には手ごろすぎる飲み屋が目白押しだったが、本日の早いゴール時間にはまだ早すぎるようだ。
南口に出て、アーケードがある商店街に入る。8月25日(土)&26日(日)に開催される毎年恒例の阿波踊りのポスターが林立していた。本家・阿波に敬意を表して、後から実施するとの指摘は安房育ちの山岡からだった。

 桃園川緑道に出会ったので東進する。完全に暗渠になっていて、あまり木々も育っておらず非常に蒸し暑いが耐熱訓練と我慢して進む。ユリや百日紅など夏の花々が開花中。
環状七号線を信号で横断してから、緑道に復帰し、旧稲荷橋で左折する。ちょうど道路工事で休憩中だった男性作業員数名が、不思議そうにわれらを見つめていた。

 青梅街道に通じる堀之内新道は、人通りの多い商店街だった。右手の田中稲荷に参拝し、水飲み休憩を取る。名の由来は、桃園川沿いの田圃の中の稲荷と極めて平凡だった。
 ニコニコロード左手の小ぶりなスーパー オオゼキで昼食の買い足し、週末とあってかレジが非常に混雑していた。
斜めの近道を通って高円寺天祖神社に参拝、隣接しているはずのかえる公園を捜したが見当たらない。

 そのまま南下し青梅街道を横断して、蚕糸の森公園に入り、頭上を木々に囲まれて風通しの良い絶好の草むらを発見、まだ11時半を回ったばかりだが昼食休憩とした。
 何はともあれ、缶ビールで乾杯、大いに流してきた汗の一部を回収する。
ツマミは乾き物から酢の物までお互いに重複しないように調達してきた豪華メニュー。山岡定番の板わさや最近村谷が凝っている魚久の粕漬けが加わる。
 目前に迫った夏の休養?計画など話題には事欠かなく、あっという間の1時間が経過した。
傍の水辺では、幼児たちが流れに飛び込んで涼をとっているのが羨ましいくらいだ。
 今年初めて聞くミンミンゼミの鳴声が聞こえてきた。目の前の木の地上2mほどのところに止まっている。手を伸ばしても逃げずに鳴いている。捕まえてから逃がしたが、きっと今朝羽化したばかりなのだろう。

 園外に出て、高円寺陸橋横で環七を横断し、斜めの小道から寺町へ入る。明治末期から大正期にかけて都心から移転してきたそうだが、そのうちでも代表的な長龍寺に参拝する。市ヶ谷の陸軍士官学校拡張により当地に移ったが、大名や旗本の菩提寺として知られ、小僧に化けて豆腐を買いに来たという豆腐地蔵を参拝した。
 それ以外にも、浅草や白金、四谷などから移転してきた曹洞宗の寺が集中している。

 暑いためその他の寺への参拝は省略し、高円寺へ。三代将軍・徳川家光が度々鷹狩の際に立ち寄った名刹で、寺域も格段に広い。最後の休息をとってから高円寺駅へ。

 朝方目をつけておいた北口の
餃子の満州へ入店。
生ビール&紹興酒で餃子と野菜炒めを平らげて炎天下の町歩きを締めました。(村谷 記)

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 コース
  JR中央線・高円寺駅〜庚申塔〜桃園川緑道〜田中稲荷〜高円寺天祖神社〜蚕糸の森公園〜長龍寺など寺町〜高円寺〜高円寺駅
     <歩行距離:約5km、歩行時間:約1時間半+α>


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※杉並区すぎなみ景観ある区マップ」のうち、「阿佐ヶ谷・高円寺編」を参考にして歩きました。


※本日早朝(英国は27日)、ロンドンオリンピックが開幕しました。

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