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★2012年6月30日(土)「国分寺周辺、天平の浪漫と湧水に思いをはせる」

   ※西武グループ・探索さんぽ「天平の浪漫と湧水に思いをはせる」(国分寺駅から周遊)を参照して歩きました。
    …このページは2016年8月31日に削除されました。

   ※2010年9月19日にも、このコースをほぼ歩きました。 

<6月30日(土)天平の浪漫と湧水に思いをはせる夏散歩(国分寺駅〜西国分寺駅)>

 梅雨の晴れ間の土曜日、JR中央線・西武国分寺線&多摩湖線・国分寺駅改札口前に、滝澤・酒井・田幸・百石・村谷・山内の6名が集合した。

南口から、先ずは東京都指定名勝から国の名勝に昇格?した 殿 ケ 谷 戸 庭 園 に入場する。65歳以上は70円の入場料ながら、武蔵野台地の傾斜地を巧みに利用した和洋折衷の回遊式林泉庭園で、四季折々の草花が鑑賞できる手ごろなスポットだ。

 来週には七夕を控えているため、入り口すぐ傍の竹には願い事を書いた短冊が沢山吊るされていて、酒井&田幸が早速家内安全・無病息災を祈念して同様に行う。

 早くも日差しが強まってきたので、涼しい遊歩道へ向かう。萩のトンネルの脇には、早くもいくつもの花が咲いていた。これも異常気象の影響らしい。
竹林では、今年の新人(新竹)と旧竹が競うように木陰を作ってくれていた。
次郎弁天池に泳ぐ鯉の幼魚はまだまだ小さくて、鳥にさらわれないよう祈ってあげた。

 休憩所の紅葉亭は、我らと同年輩のグループが2組休憩中。今年はまだ蚊取り線香の出番はないようだ。
秋の七草コーナーでは、ナデシコ・キキョウ・ハギが咲いていた。

 園外に出て坂道を下り、一里塚第二信号で国分寺街道と一旦合流し、その先の不動橋で野川を渡る。

閑静な住宅街の小道に入りほっとする。元町用水には「蛍のためにカワニナを採らないでください」という掲示がいくつもあった。

 尾張徳川家の鷹場だった名残というお鷹の道に入ると、巨大な屋敷が2棟続く。

 水源の真姿の池は、病に苦しんだ玉造小町が国分寺に参詣し、居合わせた童子の教えに従い身を清めて元の美貌を取り戻したのが由来というが、母子連れが何組も水に入ってザリガニ採りに夢中だった。

 弁財天にお祈りしてから隣接する万葉植物園、国分寺に立ち寄り、広大な武蔵国分寺跡の公園の巨木の下にシートを広げて昼食大休憩。

 真っ青な空の下、心地よい風に吹かれて缶ビールが旨い。酒井農園直送の各種野菜のマリネや、百石提供の生ハム、村谷が焼いた塩サバなどなどツマミに不足はない。明日からは7月とあって、夏休みの情報交換などで花を咲かせ、2本目の酒も平らげてから出発。

 ますます強まった日差しを一旦避けるため、 国分寺市 文化財資料 展示室  に立ち寄った。我らと同年輩と思しき説明員から、関東各地の国府などの地名(の1文字)が入った古瓦や、東海道&東山道各地の国分寺瓦の一部を展示していた住田正一古瓦コレクションを見せてもらう。秩父や常陸に混じって都筑など十数種類が揃っていた。

 館外に出て、府中街道を横断し、武蔵野線を潜り抜けると国史跡になっている歴史公園(武蔵国分尼寺)
暑いので見学もそこそこに黒鐘公園に沿って伝鎌倉街道を北上、多喜窪通りを潜り史跡通りを進むと、もう西国分寺駅前だ。

 本日はここまでと一致して、北口に出て少し先のランチ営業中の中華・幸(さいわい)軒に入る。生ビールで餃子などを軽く賞味して、来月の再会を約してから散会しました。(村谷 記)

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 コース
  JR中央線など・国分寺駅〜殿ヶ谷戸庭園〜お鷹の道〜真姿の池湧水群〜国分寺〜武蔵国分僧寺跡〜武蔵国分尼寺跡〜伝鎌倉街道〜JR中央線・西国分寺駅
     <歩行距離:約6.5km、歩行時間:約2時間半>


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