ホームへ

★2012年1月21日(土)「のんびり散歩・ジョンソン基地の名残をたどる」

 大寒の日、大いに寒い西武新宿線・入曽駅改札口に集合したのは、酒井・村谷の2名。
小雨が降っていたが、傘を差すほどではない。

 東口から商店街を抜けて、
入曽駅入り口信号を左折し、鎌倉街道・上の道を北上する。
先ずは
入間野神社に参拝し、歩く間の天候維持のみお祈りする。県指定無形文化財の獅子舞はなかなか見事だと地元通の酒井に教えてもらう。

 
入曽橋で不老川に突き当たる左手に、これまた県指定史跡になっている七曲井が保存されていた。水に乏しい当地に、往来する旅人のために平安中期に掘られた漏斗状の珍しい井戸だ。

 老いを止めるという目出度い川に沿って、右手一帯は、毎年11月3日にブルーインパルスが編隊飛行を披露する入間航空祭が開かれる
 航 空 自 衛 隊 入 間 基 地 。
昭和13年に陸軍士官学校として設立され、戦後はアメリカ空軍のジョンソン基地になり、現在に至った。平日ならば航空機が頻繁に発着する姿が見られるのだが、生憎本日はお休みでどこにも飛行機の影すらない。

 左手の立派な建物・
市立老人福祉センター 不老荘に入り一息入れる。地域の高齢者が文化の勉強やカラオケ披露、入浴も可能な施設とあって、団体や個人の利用者で込み合っていた。

 再びフェンス沿いに西進し、西武池袋線の踏切を横断する。昼食予定の
彩の国入間公園入り口前の信号から、一旦南下し、ジョンソンタウンへ立ち寄った。
 米軍基地に勤務していた住居がそのままの形で保存されてカフェや雑貨屋が営業中。まるで基地のなかにいるような風景が展開している。

片隅にアメリカ独特のスクールバスが展示(放置)されていて、写真の材料には十分。
ただし、道路から少し奥にはいっているので、お客がくるのかと少し心配する。

 
彩の国入間公園に入り、池が見下ろせる屋根つきのベンチで昼食休憩とする。乾杯をした途端、正午を知らせるラッパが鳴り、臨場感が心地よい。酒井栽培の大根の柚子はさみや、村谷がバーナーでいためたソーセージ&キャベツをツマミに、近況などを交換しあう。
隣に珍しい和装の男女2名がお互いの姿を撮影していたので尋ねると、なにやらアニメのキャラクターを模したものらしいが、題名を聞いても判らないのでそれきり。
池のほとりでも同好の士らしいカップルがやはり、様々なポーズをとっていた。渡り鳥が草むらで餌をあさっていた。

 40分の大休憩の後、
入間基地の正門前からぐるりと半周して、稲荷山公園駅横の踏切を横断、左手の狭山市立博物館と狭山稲荷山公園は二人とも何度か訪問済みのため省略し、そのまま基地の外周に沿って狭山市駅にゴールインしました。

 小雨のうちに目的地まで到着でき、感謝、感謝。(村谷 記)


                     このページのトップへ戻る

 コース
  西武新宿線・入曽駅〜常泉寺〜不老川〜航空自衛隊入間基地フェンス沿い〜富士見公園〜ジョンソンタウン入り口〜彩の森入間公園〜狭山警察署前〜稲荷山公園駅脇〜稲荷山公園〜西武新宿線・狭山市駅
     <合計歩行距離 8.5km : 歩行時間 約2時間40分>


                      前のページへ  次のページへ


さんぽ

※西武鉄道作成の のんびり散歩『時代の移り変わりを見つめ、”いまとむかし”を楽しむ(入曽・稲荷山公園駅)「ジョンソン基地の名残をたどる(入曽駅〜狭山市駅)コース 1 」』を参考にして、歩きました。
  …このページは2016年8月31日に削除されました。