★2011年11月6日(日)「小江戸・小京都・蔵の町、栃木」
今日の栃木市は終日弱雨の予報が出ているが、曇り空の栃木駅に、百石・田幸・村谷・山内の4名が集合した。
村谷が終日の雨に備えて長傘姿。 YSCで歩く日は予報にかかわらず天候は良化すると信じて、折りたたみ傘をザックに仕舞っている3人から笑われる。
巴波川(うずまがわ)に向かってスタート。昼飯終了時まで雨は降らないことに決め、コンビニで買出し。
清流に大きな黒鯉が群れをなして悠々と泳ぎ、ハヤ?ヤマベ?も白い腹を見せながら群れている。
うずま公園、川沿いの遊歩コースを散策してゆくと、上流から救命胴衣を身に着けた観光客を乗せた和舟が下ってきた。
「蔵の街遊覧船発着所」には20名ほどの順番待ちの行列が…
塚田歴史伝説館の黒塗り土塀を楽しみながら、国指定有形文化財・横山郷土館前を通り、常盤橋へ。
左折すると瀟洒な国指定有形文化財の洋館が見えてきて、県庁堀には沢山の色鯉が泳いでいた。
その北側にある、県立栃木高校正門には昨日と今日、市内各地で行われている「栃木・蔵の街かど映画祭2011」会場との看板が立っていた。構内の前庭や洋風建物もすばらしい。
大川橋を渡って小道に入ると国指定有形文化財の洋館、現役の栃木病院があった。
例幣使街道に入り、岡田記念館前を経て、油伝味噌。
ここで味噌を舐めながら、小休止させていただく。
味噌田楽は求めず、田楽味噌(200g@270円)を求めた。
その先にあった民家に囲まれた八幡神社で、本日の曇天継続をお願いし、新栃木駅近くから 蔵の街大通り へと右折する。
栃木駅方向に南下し、蔵風のデザインの万町交番の建つ 蔵の街広場 へ。
広場の紅葉した花水木の下で昼食とする。
10月5日に囲碁の帰りに倒れ闘病の甲斐なく文化の日に逝去され、今夜は通夜、明日は告別式が行われる今野兄の思い出など、知友人の闘病の話題でしんみりしながら小1時間経過、歩行再開。
この先、駅方向の蔵の街大通りが通行止めになっていて、神輿が練っているのが見えた。
昨日と今日は「蔵の街ふるさとまつり」が開催されているとのこと。
まずは、トヨタ・日産・三菱・ホンダの電気自動車が展示(即売?)されている「スポレク“エコとちぎ”2011」会場。
駄菓子や焼きそばなどの屋台が出ていて、大規模ホコテンだ。
山本有三生誕の地の前でお神輿に追いつき、「とちぎ山車会館」で見事な彫刻、金糸銀糸で刺繍された山車を鑑賞し、明治時代に造られた蔵「とちぎ蔵の街観光館」を見学し、横丁の奥に見えた下野国総鎮守・神明宮で、本日の幸運を謝し、もうしばらくの曇天継続を依頼した。
蔵の街第一駐車場では「栃木菊花大会 栃木の菊祭」「第34回栃木市の産業と物産展 祝!15万人都市誕生記念」が行われていて、栃木ばかりでなく、ジンギスカンを焼いて供する屋台や白い恋人など北海道の土産品、岩手や福島などの物産、農産物なども売られていた。
あとは、駅まで散歩。巴波川を開門橋で渡ると、ちょっと寂れた商店街が続き、打ち上げ適処が見つからずに、栃木駅到着。
上りの時刻表を確認し、駅ビル1階の「魚民」が昼食営業中だったので、入店。
生ビールでカンパイ、肝煮・枝豆・茄子の漬物・サラダの軽い肴に、薩摩芋焼酎・黒丸1本を追加し、終了。
店を出ると雨が降っていました。ということで今日も歩いているうちは、雨に降られませんでした。謝謝。
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コース
東武日光線、JR両毛線・栃木駅〜巴波(うずま)川〜うずま公園〜塚田歴史伝説館前の黒塀〜県庁堀〜開運橋〜岡田記念館前〜蔵の街広場〜とちぎ山車会館〜とちぎ蔵の街観光館〜神明宮〜栃木駅
<歩行距離5.5キロ、時間2時間+α>