★2011年5月29日(日)「生田緑地とバラ苑(宿河原駅〜向ヶ丘遊園駅)」
関東地方が梅雨入りして3日目、沖縄&奄美地方から南部九州へと台風2号が襲いかかっている雨降る朝、JR南武線・宿河原駅に田幸・村谷・山内の3名が集まった。
バラの開花時にあわせ、春と秋の年2回開苑しているばら苑への来苑客向けに、駅前には「ばら苑(歩行者) 月曜日定休 ⇒」の立て看板があり、ばら苑の入り口まで要所要所に立ててあって、迷わず行けるよう配慮してくれている。
この看板に従い、左右に桜並木の続く二ヶ領用水を渡ると、トマトなどの夏野菜の苗を並べた売り場があり、その右に八幡宮が見えたので、今日の雨が強くならぬよう、風が吹かぬよう、祈願のため立ち寄った。
二ヶ領用水の新川にかかる長尾橋を渡り右折し、しばらく道なりに歩くと2011年9月3日にオープン予定という 「藤子・F・不二雄ミュージアム」 の建設現場の先、隣、「生田緑地 ばら苑」の入口到着。
駐車場には7名の係員が待ち構えていたが、駐車している車は1台もない。
ゆるやかな坂道を上ってさらに107段?続く階段を上り切ると、下から甘い香りが立ち昇ってきて、ばら苑到着。
テント張りの受付?で任意の協力金を箱に投入し、530種、4,700株のバラが植えられているという苑の案内図とコスモスの種を頂く。
盛りは過ぎたようだが、まだまだ見頃のバラの花と香を堪能し、ローズガーデンハウスでバラの写真を楽しみ、裏門から苑の外に出て、ちょっと上の広場のに建つ、花が散ったばかりの桐の大樹に覆われた あずまや を昼食場所として、大休止。
雨は止まないが、風はない。
バラの花を眺めながら、下手なウグイスの鳴き声を聞きながら、ビールやお酒を飲みながら、昨日の社友会懇親会の模様など情報交換。
雨が小雨になって、歩行再開。しばらく起伏のある山道を歩き、住宅街に出て、広い通りを左折すると、生田緑地の東口。
※2006年11月5日、秋のバラの季節に このあたりを さんぽ しました。
入ってすぐ左手に菖蒲池があり、一周する。
キショウブの花は見頃だが、花菖蒲は蕾ばかりで、開花しているのは数輪だけだった。
菖蒲池のすぐ上にある日本民家園本館で入園料(市外在住の 大人500円、但し65歳以上300円)を支払い、展示室で学習し、園内に入り、まずは原家住宅へ。明治後半期の建物で、宮大工が22年の歳月を費やし建築したという豪壮な二階建て民家の内部を見学、驚嘆する。
宿場・信越・関東・神奈川・東北と順路に従い、五箇山の合掌造りなど20棟ほどの建物を見学してゆく。
通常の日曜日には500名ほどの入園者があるとのことだが、この雨では50名ほどしか見込めないそうで、ボランティアの方が1日に約10kgの薪を焚くという囲炉裏の火守りをしている所に上がりこんでは、濡れたズボンを乾かしながら、次の客が来るまで、お話しをお聞きした。
ある民家では、大勢の人が竹細工に取り組んでいた。…六つ目かごを作成しているとのことだった。
日本民家園の奥門を出ると、ホトケドジョウが生息するという奥の池。この先の岡本太郎美術館行きは省略して、改築中の青少年科学館の先、東口手前から「枡形山広場」への道標に従い、坂を登り、階段を上り、枡形山 山頂=広場に到着。
「枡形山 山頂 海抜84米」の石柱で記念撮影。展望台に上り、川崎の街や丹沢、富士山は望めなかったが、ウグイスなどの鳥の声と新緑の樹樹を楽しむ。
展望台の右から後ろへ回り込み、急な階段を下り、飯室山展望台。
また急な階段を下り、長者穴古墳群から車道へ。展望台からの階段の数は、約360段あるそうだ。
一般道を向ヶ丘遊園駅へ向かい、ダイエー先の「向ヶ丘遊園駅南口 地鶏 備長炭火 やきとり よ古(こ)山」を見つけ、入店。
美味な焼き鳥に生ビールとお酒で軽く〆ました。
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コース
JR南武線・宿河原駅〜二ケ領用水〜旧・向ヶ丘遊園正面ゲート〜生田緑地ばら苑〜日本民家園〜枡形山広場〜長者穴古墳群〜小田急線・向ヶ丘遊園駅
<歩行距離9Km,歩行時間3時間>