★2011年3月29日(火)「隅田川近辺の桜並木(門前仲町〜大横川〜隅田川〜築地市場〜有楽町)」
<3月29日(火)春うららの隅田川散策(門前仲町〜有楽町)>
東京・靖国神社の基準木の桜が“平年並みの28日に開花”と宣言されて、一夜明けた晴天の日、東京メトロ東西線・門前仲町駅改札口に集合したのは、菅野・滝澤・百石・田幸・村谷・塚原・山内・大森の8名。
先ずは地上に上がって清澄通り沿いのコンビニで昼食を買い足す。道の両側がすっかり整備された不動尊商店街を抜けて、深川公園へ。
数本ある桜の木をじっくり鑑賞したが、開花寸前の蕾は枚挙に問わないものの、花は見当たらない。
続いて深川不動尊に参拝し、本日の無事を祈願する。さらに隣接する富岡八幡宮にもお参りして、わが国の安寧をお願いした。境内にある横綱力士碑や東京一大きいお御輿、当地で日本一周の旅立ち祈願した伊能忠敬像を鑑賞した後、永代通りに出る。
午後4時開店の魚三酒場を横目に見て、辰巳新地だった飲食店街を抜ける。
黒船橋の袂から大横川沿いの遊歩道に入る。まさに開花直前の蕾だらけだが、ここももう少し。
越中島公園から隅田川派川・晴海運河に出る。ユキヤナギが満開で、対岸の高層マンション群がくっきりと聳え立つ。日差しが強く汗ばんできたので飲み物休憩。久々の顔ぶれも多く、大震災の被害状況や、知友人の消息などを交換する。
相生橋を渡り、石川島、石川島公園へ。隅田川にかかる中央大橋を潜り抜けた先、佃公園下の河岸テラスで昼食休憩。日当たりのよい草むらに思い切ってシートを広げた。
澄み切った青空の下、さわやかな川風を浴びながら、先ずはビールで乾杯。大森お手製の手羽先煮込み&かぼちゃサラダやヘルシーなツマミが賑やかに並び、話は尽きない。
日差しが強くて、背中や顔がほてってしまう。
御輿をあげて佃島・住吉神社へ。3月19日からの桜祭りは見送りになっていた。
佃煮の元祖3軒、丸久・天安・(佃源)田中屋の前から、佃大橋を渡って対岸の慶応義塾開塾の地、明石町へ。
また外国人居留地時代にはキリスト教系の立教大学・青山学院大学・明治学院大学、聖路加国際病院等の発祥の地だ。
当地で最も高い聖路加ガーデン47階の「展望室」を目指してエレベーターを上がったが、昨年7月で閉鎖されていたため、代わりに46階の窓からと、47階の「レストランルーク」前の窓から眼下の東京を見下ろして戻る。
隅田川テラスを勝鬨橋の袂まで歩き、「かちどき海の資料館」に着いたが、ここも震災の影響で休館中。
隣接する築地市場へ。波除(なみよけ)稲荷神社に参拝した後、場外市場を一巡り。数名が玉子焼き専門店「つきじ松露」などでお土産を購入した。午後だというのに相変わらず人出が多くて健在だった。
晴海通りを一直線に銀座方面へ向かう。
基礎工事中の歌舞伎座の真ん前にある「いわて銀河プラザ」に入店して、復興支援にささやかながら地元産の製品購入とレジ横の義援金箱への募金協力を一同揃って行った。
銀座4丁目の交差点も直進して、店の内外に張られた古い映画の ポスターなどでレトロな昭和を演出している有楽町駅ガード真下の「まんぷく食堂」に入り、生ビール、ホッピー、電気ブランなどで軽く締めて、散会しました。
桜花鑑賞には早かったけれど、好天・微風の川沿いの桜並木歩きができました。(村谷 記)
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コース
東京メトロ東西線など・門前仲町駅〜深川不動尊〜富岡八幡宮〜大横川〜越中島公園〜隅田川派川・晴海運河〜相生橋〜佃島・住吉神社〜隅田川〜聖路加国際病院〜築地市場〜銀座〜山手線など・有楽町駅
<歩行時間2時間30分+α>