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★2010年10月26日(火)「西武安比奈線跡 と 入間川」

 昨夜来の雨が上がった西武新宿線・南大塚駅改札口集合したのは、西川・山岡・酒井・田幸・村谷・大森の6名。
 北口前のファミリーマートで昼食の買出し。

 
西武安比奈(あひな)線は、関東大震災の復興のため1925年2月に入間川の川砂利採取用に敷設、1949年2月には電化されて、戦後成長期には大いに活躍したものの、その後、採取規制が強化された為1963年以降は休止。
一時は、西武線の車両基地が沿線に設置される計画もあったが、現在までで47年間放置されています。

 NHKの連続ドラマ「つばさ」でその一部が取り上げられて話題になりました。
本川越駅行きの下りホームの新宿よりの横に残された0ポストを背景に写真をとって出発。
 国道16号線などで分断はされているものの、大半が残っている線路を尋ねて出発。天気は何とか持ちそうだ。

 北口ロータリーを右折し、「つばさ」でしばしば登場したスーパーのモデル・
まるなか南大塚店前を通過、暫く行くと、残された線路を見つけ、またまた記念撮影。

 16号線を左折し、
南台2丁目交差点を右折して国道16号線を渡り住宅街に入る。
福昌寺先で、再び安比奈線を横断。若い夫婦と幼稚園生くらいの女児の3人組が線路伝いに草むらを漕いできて、思わず道を譲った。
 ご主人は立派なカメラを抱えていたので、「鉄チャン」と認定した。

 埼玉県トラック協会事務室先から小川沿いに狭いながらも車が行き交う小道を進む。

 またも、
安比奈線を横断。ちょうど午前中の散歩の時間だったらしい幼稚園児の一団とすれ違う。
やっと100mほど線路沿いに歩けるが、濡れた草むらは冬眠前のマムシの繁殖地とあって要注意。

 見事な一直線の線路沿いの草むらも立ち入り禁止。雑木林沿いの舗装路で迂回して、
八瀬大橋南の信号を右折。
まるで軽井沢の林を見るような
池部用水橋梁脇で遥か入間川の河川敷まで続く線路を見送る。

 頃はよしと、新たに整備中らしく、真新しい標識が並んだ
池辺(いけのべ)公園のベンチで昼食休憩。大森手練の手羽先煮こみ始め、酒井・山岡常備のツマミに諸々の乾き物などが勢ぞろいして、いつもの大休憩。
残り少ない2010年の行過ぎる速さを実感する。

 神輿を上げて、ちょっと南大塚駅方面に進み、6名が夫々交友があった故・星 兄が眠る墓地へ向かう。
仕事・スキー・カラオケ・将棋・酒 など、故人との交友と、その温顔を7年ぶりに回顧した。

 続いて
入間川へ。庭先同様に熟知した西川の案内で、八瀬大橋を渡る。
 上流側の
安比奈(あいな)親水公園に入り、遠くに奥多摩の山々を眺め、まだまだ咲き誇る赤・黄・白のコスモス群を鑑賞し、見事なレンガ造りの西武文理大横から、入間川をいるま大橋で渡り、西武文理大小中学校横の坂道を上り、新狭山駅にゴールイン。
 まだ、3時前だったが、いなせな親父さんの
やきとり「いわちゃん」に入店し、生ビール&ホッピーで一日を振り返って締めました。

 札幌・旭川などに初雪が降り、近畿地方に木枯らし1号が吹いた日の楽しい散歩でした。(村谷 記)


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 コース
  西武新宿線・南大塚駅〜福昌寺〜葛川橋梁〜池辺公園〜初雁浄苑〜八瀬大橋〜入間川〜安比奈親水公園〜入間川大橋〜西武新宿線・新狭山駅
    <歩行距離 10km、 歩行時間 約2時間半>


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さんぽ

※「西武鉄道の休止線、安比奈線を歩く」(「A迷走局さん」のページ)を参照し、歩きました。