<追浜駅周辺の歴史散歩>
京浜急行線・追浜駅改札口に集合したのは、菅野・滝澤・田幸・村谷・大森の5名。
観測史上最高記録した8月度の平均最高気温に劣らない34度の猛暑にも負けず、勇躍して東口から出発する。
国道16号線に沿って北上し、小さなお堂・傍示堂へ参拝した。江戸時代には相模と武蔵の国境だった浦賀道の基点だが、今は六地蔵が頻繁に往来する車の安全を見守ってくれている。
裏道沿いに雷神社へ。雨乞いのため創設されたそうだが、当時は入り江の中の島だったという。百日紅の大木が力強く花々を咲かせている。
駅前通に戻って、コンビニで軽い昼食の買出しを行う。
路地裏にあったビャクシン(柏槙)の稲荷・築島は、祈念中に落雷しても12名の乙女が助かったという伝説の場所だが、今はマンションの駐車場。
再び駅前通に戻り、追浜東町商店街通りを南下する。
じりじりと照りつける太陽に、水好き?の村谷は早くも3本目のペットボトルを購入する。
京浜急行の「三浦半島きままに散歩・追浜駅周辺Aコース」のパンフレットが頼りだが、高台へ続く観音寺への階段が見当たらない。
方向転換して筒井トンネルを抜けてバス通りへ。スパーク浦郷店前を左折し、浦郷公園に入る。
手ごろな木陰を見つけてシートを広げ、昼食休憩。
先ずは冷たい飲み物で乾杯。失った水分を取り戻して一同ほっとする。
久々の邂逅でもあり、来し方・行く末に話が弾む。後が控えているので軽めの弁当を食して、深浦湾に出る。
多数のヨットや漁船が繋留されていたが、あいた海面にはクラゲや小魚が垣間見えた。
水辺の心地よい風が吹く遊歩道を北上し、追浜トンネル手前から坂道を登る。すっかりアルコールが吹き飛んで尾根道に辿り着くと三浦半島の小高い山々がお出迎え。
あまりの好天に富士山は霞のかなたに隠れていた。
マンションが林立する道路を下ると、追浜駅に通じる幹線道路。
商店街を戻り、京急で三浦海岸駅へ。
午後2時に回転寿司「海鮮」に入店。さすがに平日で、待たずにボックス席へ。生ビールが旨い。松輪鯖が抜群。地鯵・地穴子も良い。
本日の労苦を労いあって、健康に感謝し、美味を堪能して帰途に着きました。(村谷 記)
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コース
京浜急行線・追浜駅〜傍示堂〜雷神社〜築島〜豊海稲荷〜(観音寺〜能永寺)〜浦郷公園〜正観寺〜榎戸湊〜官修墓地〜追浜駅
<合計歩行距離 約6m 歩行時間約2時間>
※横須賀市オフィシャルサイト 「三浦半島きままに散歩 追浜駅周辺」 のパンフレット Aコースに準拠して歩きました。
★2010年8月31日(火)「三浦半島きままに散歩 追浜駅周辺」
バナナ