<さきたま緑道〜さきたま古墳公園〜古代蓮の里散歩>
曇天・微風のJR高崎線・北鴻巣駅改札口に集合したのは、関根・吉田・百石・山岡・西・村谷・山内の7名。
東口階段を下りて国道17号線へ出る。
本日は当地に詳しい関根&西がきめ細かく案内してくれるので一同安心してついて行くのみ。
国道17号線を越えて、先ずは 武蔵水路 に着く。40年前に東京都民のために、利根川から荒川まで開設された飲料用の水路で、最深2.5mと深く、流れも驚くほど早い。
水路に沿って4.5キロの さきたま緑道 (彫刻の小路)「気まぐれ写真館」さんのページ が整備されている。
たっぷりとした道幅が自転車用と歩行者用に分離され、両側には桜を始め木々が頭上をカバー。近代彫刻と、万葉集に因んだ木々の説明版が続く。
埼玉県北部地方の天気予報は曇りのはずだったが、何故かお日様が顔を出す。
しかし、左手の武蔵水路と右手の水田から団扇で扇いでくれるようにそよ風が押し寄せ、頭上はしっかりと木々が覆い、足元は雨でも心配がない遊歩道と万全の態勢。
石田三成が秀吉の小田原氏北条攻めと合わせて、忍城攻めに構築した延長14キロの石田堤分岐を横断する。時折、自転車に乗った散歩の人とすれ違うが、気持ち良い歩きに一同ハイピッチ。休みも取らず さきたま古墳公園 まで一気に突破した。
数々の前方後円墳に圧倒されながら屋根つきの広大な休憩舎で昼食とする。
7人7様の豊富なつまみで、ビール・日本酒・紹興酒とともに、近況と夏休み計画の交換であっというまの1時間。締めのデザートは、関根が冷たいまま持参してくれた大粒の葡萄。
腹ごなしに唯一の円墳 「丸墓山古墳」 に登って辺りを睥睨する。晴天ならば筑波山から日光連山まで一望だそうだ。
鉄剣の出土で有名な 稲荷山 の山麓には、ニッコウキスゲが咲きそろっていた。
内部が見学できる将軍山古墳さきたま史跡の博物館(65歳以上は入場無料)に入館し 埴 輪 を鑑賞して、 古代蓮の里 へ向かう。
田圃の間の農道を、 旧忍川 に沿ってタワーを目指して約30分で到着。
2000年のときを超えて開花した古代ハスが丁度見ごろで、結構な人出だった。
売店で土産を買ったり、行田名物の ゼリーフライ を食べているうちに、期間限定のシャトルバス14時40分発に乗車、先ほどの古墳公園、忍城の一角である水城公園を経由して、JR線行田駅にゴールイン。
有志で駅前の中華店に入る。生ビールの大ジョッキ・紹興酒で、日本一と自慢のモツ煮込みと普通の水準の餃子で打ち上げた。
天気良し、コース良し、メンバーこれまた良しの散歩ができました。(村谷 記)
このページのトップへ戻る
コース
JR高崎線・北鴻巣駅〜さきたま緑道起点〜忍川〜石田堤分岐〜武蔵水路〜壁画のトンネル〜さきたま古墳公園〜古代蓮の里〜(バス20分)〜JR高崎線・行田駅
<合計歩行距離 約8Km 歩行時間約2時間半>
※さきたま緑道 ※さきたま古墳公園 ※ウィキペディアの「古代蓮の里」
★2010年7月15日(木)「さきたま緑道と古代蓮の里」